その反射神経には、かつてクイズ番組で活躍した片りんが伺えたようだ。
6月24日深夜に放送された「ねる、取材行ってきます〜TOKYOアイドルタイムズ〜」（フジテレビ系）では、タレントの長濱ねるが“ねる記者”として出演。同番組は8月5～7日に開催される世界最大のアイドル夏フェス「TIF2022」に向けて、様々なアイドルの魅力に迫るという内容だ。
長濱は2年連続でTIFのチェアマンを務めており、番組では「TOKYOアイドルタイムズ」の記者としてアイドル界の最前線を取材。スタジオパートではかまいたちの濱家隆一が編集長役を務め、ゲストアイドルとのトークを展開していた。
「この日はTIFのステージで趣味や特技を披露する『アイドル部活動プロジェクト』の部長を決める企画で、部長候補のアイドルたちによるプレゼン対決が行われました。アイドル歴12年の東京女子流は『お笑い部』を提案。濱家編集長から好きなお笑い芸人を問われると『千鳥さん』と答え、濱家に『ふ～ん、間違いない』と言わせるというお約束のやり取りも面白かったですね」（アイドル誌ライター）
ここで東京女子流は、アイドルによる大喜利大会をやりたいと提案。手始めに自分たちで大喜利を披露し、次いでゲスト出演のゴリエも挑戦だ。するとそのゴリエから「MCの二人も挑戦してみない？」と、長濱と濱家もなかば無理やり参加させられたのであった。
長濱は「私、人生初めてかもしれない」と、大喜利は未経験だと告白。とは言え彼女には高校生の時に「高校生ウルトラクイズ」で活躍した実績もあり、頭の回転が速いことはお墨付きだ。
するとその期待通り、<アイドルを育てるアイドル学園 その校則は？>というお題に対して、長濱は「風紀チェックは秋元先生がする」と回答。これには東京女子流の二人も「すごーい！」と絶叫しながら拍手を送っていた。
一方で濱家は慌ててフリップを消すことに。ゴリエからは「“秋元”って文字絶対入れてた」と指摘され、どうやら図星だったようだ。
昨年に引き続いてTIFを盛り上げる長濱と濱家。©フジテレビジョン
「そして濱家が出した回答は『廊下はステップしない』というもので、ゴリエはすかさずバッテンを出していました。オンエアではすぐ回答したように見えましたが、実はシンキングタイムに15分も費やしていたのだとか。その結果がこれでは、キングオブコント2017優勝やM-1グランプリ2019準優勝といったトップ芸人としてのプライドは、ずたずたに引き裂かれていたに違いありません」（前出・アイドル誌ライター）
大喜利初挑戦の長濱に、本職の大喜利でお株を取られてしまった形の濱家。ここは長濱の頑張りを称賛するのが正解なのかもしれない。
