指原莉乃プロデュース「≠ME」の生配信で、メンバー12人が際立つ個性を発揮!

 指原莉乃がプロデュースする12人組のアイドルグループ「≠ME」(ノットイコールミー、略称ノイミー)が、念願のメジャーデビュー日決定だ。128日にライブ配信アプリの「17LIVE」上で生配信された「メジャーデビュー直前特別記念番組」において、47日にキングレコードからミニアルバム(タイトル未定)を発売することが発表されたもの。リーダーの蟹沢萌子は「12人全員で素敵な曲にします」と意気込んだ。

 今回の配信では指原と同じ事務所の人気お笑いコンビ「アルコ&ピース」がMCを担当。配信中にはオーディション合格からメジャーデビュー決定までの軌跡を追ったVTRが流され、アイドルになる前の姿を見たアルコ&ピースからは「全然変わってないな」との声が出るなど、メンバー全員のビジュアルが最初から完成されていた様子をうかがわせた。

「本配信で注目されたのは、これがノイミーと指原の初共演だということ。ライブでは指原が登場することもありましたが、テレビや配信などの番組で共演するのは20192月の結成以来、これが初めてというのだから驚きですね。その指原は今回、配信内で爪痕を残したメンバーにMVPを贈ることに。MVPになると『17LIVE』でメイン特番を担当できる権利を得られるということで、各メンバーはそれぞれの個性を活かした頑張りを見せていました」(アイドル誌ライター)

メジャーデビューが決まった「≠ME」

 リーダーの蟹沢萌子は「グーチョキバー」の替え歌で自分の名前を覚えてもらう作戦を展開。河口夏音は美人系のルックスとは裏腹のデスボイスを響かせ、さらには「進撃の巨人」の奇行種の物真似をするなど体当たりのパフォーマンスだ。母親がタイ人の鈴木瞳美は日タイハーフというバックグラウンドを活かし、タイ語のリスニングや翻訳が出来ることをアピール。鹿児島県出身の冨田菜々風は、同県の名物として知られる「シロクマかき氷みたいになりたい」と謎の意気込みを口にしていた。

 イラストが特技の谷崎早耶はその腕前を披露するも、なぜか絵が上下逆さまになる天然ぶりを発揮。尾木波菜は持ち前の大きな声を響き渡らせ、パフォーマンス力にあふれる声量をアピールした。櫻井ももは甘い声を持つ「可愛い担当」であり、その声で“ピーチクラッシュ”という必殺技をさく裂。15歳で最年少の川中子奈月心は、時間を気にせずにパフォーマンスし続ける度胸が称賛されていた。

 菅波美玲は、福島県出身というプロフィールを活かして可愛らしい福島弁を披露。永田詩央里は「私というしおりを挟んで」と自身の名前を活かした自己紹介でファンのハートをわしづかみだ。ダンスを得意とする落合希来里は創作ダンスで印象的な振り付けを披露。そしてMVPに選ばれたのは、指原から「生放送だからこそ出来た面白さ」と評価された“みるてん”こと本田珠由記だ。本田は「(メイン特番では)みなさんに催眠術をかけてみたいな~」とコメントし、場の空気をさらに和ませていた。

 そんな12人は、「今までとは違う自分を経験して欲しい」という「≠ME」のコンセプトを今回の配信でもしっかりと体感。来たるメジャーデビューに向けて、さらなる飛躍を見せてくれそうだ。

(井上智尋)