その人気は衰えを知らないようだ。11月11日に公開されたNiziUの最新曲「Chopstick」のMVが午前中に180万回再生を突破。18万もの“GOOD”評価を集めるなど、ファンを熱狂させている。同曲は11月24日に発売される1stアルバム「U」のリードトラックで、11月11日に先行配信が開始された。
同MVでは冒頭で、リマが紺色のセーラー服姿を披露。細フレームの丸ブチメガネに白い三角タイという姿は、清楚で真面目な女子高生といった雰囲気だ。実際の彼女は来年3月に18歳の誕生日を迎える現役の女子高生。等身大のセーラー服姿であることも、ファンを魅了する理由かもしれない。
「最初の場面ではリマとアヤカの高三コンビが女子高生役で登場。ピアノを人差し指だけで弾く場面はなんともユーモラスで、おそらく両手の指がチョップスティック(箸)を表しているようです。NiziUは昨年7月、インスタグラムでブラウスにネクタイ、ボレロという女子校生衣装を披露していましたが、やはりセーラー服のインパクトは大。このシーンだけでも本MVを観る価値があると言えるでしょう」(K-POPライター)
続くシーンでは一転して、花畑らしきところでミイヒとニナのペアがフラワーカラーの衣装で登場。リマ&アヤカとの対比が鮮やかだ。次の場面では、メンバー全員がピアノの鍵盤を模したフロアの上でダンスするシーンに転換。ここでは全員が白いズボンをはいており、下ろした髪が宙に舞う姿が新鮮だ。また後半ではリマとアヤカが宇宙服を着て宇宙空間で歌うシーンもあり、コミカルさも増した様子。従来のNiziUらしさをキープしつつ、新しいことに挑戦しようとする姿勢が垣間見える内容となっている。
「チョップスティック(箸)は2本一組で使うもの。前述の2組に加えてリクとマコ、マヤとリオが二人一組でパフォーマンスしており、指揮者役のマユカが一人でオーケストラを指揮するシーンにもちゃんと意味があります。日本人の我々にとっては身近な箸ですが、欧米人にとってはアジアを象徴するアイテムでもあり、コメント欄には曲名に興味を示す英語やスペイン語のメッセージも続々。半分以上は欧米からのコメントとなっており、NiziUの人気が世界に広がっていることを実感させてくれます」(前出・K-POPライター)
見る見るうちに再生回数が伸び、昼休み時間中には200万回を突破していた「Chopstick」。その数字がどこまで伸びるのか、ファンとしても楽しみなところだろう。