斉藤由貴はタワレコポスターに登場―原田知世、薬師丸ひろ子…いま50代女優が熱い!

 若き日の彼女はこんなにも可憐だった! 女優で歌手の斉藤由貴が、タワーレコード新宿店が手掛けるアイドル企画「NO MUSIC, NO IDOL?」に起用されることが決定した。

 この「NO MUSIC, NO IDOL?」企画では旬のアイドルをポスターモデルに起用。斉藤は今年が歌手デビュー35周年にあたり、その記念コンサートの模様を収録した映像作品が12月24日にリリースされる。タワーレコードでは全国28店舗限定で、同映像作品の購入者にポスターをプレゼント。そのコラボポスターでは若き日の斉藤が微笑んでいるのである。

「斉藤は今年2月、歌手デビュー35周年を記念してセルフカバーアルバムの『水響曲』を発売。女優としても10月期のドラマ『言霊荘』(テレビ朝日)や、8月公開の映画『子供はわかってあげない』に出演しています。同映画では上白石萌歌の母親役を務めており、35周年記念コンサートには萌歌がゲストで出演。昨年には萌歌のコンサートに斉藤がゲスト出演しており、若手とベテラン女優のコラボでファンを喜ばせています」(芸能ライター)

昭和世代のファンを熱狂させていたころの斉藤由貴を起用したタワーレコードのコラボポスター。

 その斉藤は55歳の妙齢だが、最近は彼女と同世代の50代女優が目覚ましい活躍を見せているという。

「ひとつ年下の原田知世は、12月10日公開の映画『あなたの番です 劇場版』で田中圭と共にダブル主演を務めており、その宣伝で様々なテレビ番組に出演中。私生活でも椎名桔平との再婚間近と週刊誌を賑わせています。また57歳の薬師丸ひろ子は放送中のドラマ『最愛』(TBS系)に、主演・吉高由里子の母親役でレギュラー出演中。連続殺人事件の黒幕ではと視聴者が盛り上がっているところです」(前出・芸能ライター)

 ほかにも52歳の石田ゆり子は7月クールのドラマ「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」(TBS系)で東京都知事役を好演。54歳の天海祐希は主演映画「老後の資金がありません!」が10月30日に公開されている。

映画の宣伝でテレビに出まくっている原田知世。「あなたの番です」公式インスタグラム(@anaban_ntv)より。

薬師丸ひろ子もすっかり母親役や社長役が似合う年齢となった。ドラマ「最愛」公式インスタグラム(@saiai_tbs)より。

「そういった50代女優に共通するのは、ある一定のところから年を取らないと評されているところ。斉藤由貴のタワーレコードコラボ企画を見れば、芸能デビューしたころからずいぶんと年齢を重ねたことは明らかながら、40代あたりからはヴィジュアルが安定。若いころの活躍を知らない20~30代の層からは、いつまでも美しいベテラン女優と受け止められているようです」(前出・芸能ライター)

 原田などは「アンチエイジング界の化け物」と呼ばれていたりもしているが、顔つきに不自然なところはなく、いわゆる“お直し”感を抱かせないところはさすが。生来の美しさに加え、女優としての節制がアンチエイジングに繋がっているのだろう。

 そういった50代女優の活躍は、彼女たちに続く40代女優にもポジティブな影響を与えているはず。テレビ視聴者が高齢化するなか、今後ますますベテラン女優の活躍はひろがっていきそうだ。