佐藤栞里が暴露された尿管結石、原因はニキビ対策だった?

 モデルでタレントの佐藤栞里が、まさかの尿管結石に苦しんでいた!? お笑いネタ番組「有吉の壁」(日本テレビ系)で共演する有吉弘行に、秘密の症状をバラされてしまったようだ。

 その場面は6月13日にYouTubeの「有吉の壁【公式】壁チャンネル」で公開された、6月16日放送回のオープニング映像。テレビ本編ではカットされている箇所も含めたオープニングトーク全体が紹介されており、その終盤で有吉がおもむろに「尿管結石患いました」と切り出したのである。

 有吉の爆弾発言に佐藤は「えっ、なんで知ってんですか? えっ!?」と狼狽するも、いつもながらの笑顔をキープ。ただいきなりの暴露に動揺したのか、おそらくは無意識に下腹部をさわっていたのが印象的だった。

 そんな佐藤に向かってチョコレートプラネットの二人が「石出たの!?」と連呼すると、佐藤は戸惑いながら「石はまだ出ていません」と返答。このやり取りに芸人たちはヤンヤヤンヤの喝采だ。

「ここで有吉が『石、欲しい人いたら先着で』と呼びかけると、10人ほどの芸人が『はいはいはーい!』と元気よく挙手。これに笑顔で『差し上げます! ありがとうございます』と答える佐藤の姿には、彼女が業界で誰からも愛される存在になっている理由が詰まっていたのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)

 そんな佐藤に対して視聴者からも<石欲しいのはわかる><俺とおそろいだ!>といった声が続出。誰しもが彼女の病状を気遣っているようだ。

数多くの芸人たちから信頼され、愛されている佐藤栞里。「有吉の壁」公式ツイッター(@ariyoshinokabe)より。

 佐藤が患っている尿管結石は男性特有の病気だと思われがちだが、最近は女性の患者も増えており、なかには小学生や20代女性の症例もあるという。生活習慣病との関連性も指摘されているが、スレンダーボディを維持しているうえにバスケやスノボが趣味だという快活な佐藤にとっては無縁な病気にも思える。そんな彼女がなぜ、尿管結石を患ってしまったのだろうか。

「あくまで可能性の一つですが、ニキビ対策が原因の一つかもしれません。尿管に詰まる結石は80%ほどがシュウ酸カルシウムで、これは体内で自然に生成されてしまう物質。そのシュウ酸はほうれん草などの食品から摂取されるほか、人間に必要なビタミンCを代謝する過程でも生成されます。最近はドリンクやサプリメントでビタミンCを過剰摂取してしまうケースもあり、過大なシュウ酸がカルシウムと結合して、結石の原因になるとの説があるのです」(医療系ライター)

 佐藤はかつて3年ほどにわたってニキビに悩んでいた時期がある。その対策では抗酸化作用に期待して、ビタミンCのサプリを摂取するという方法もポピュラー。実際、2019年には女性誌の取材でビタミンドリンクについて「効率よくビタミンCをとれるようにと、もう1年半くらい飲み続けています」と語っていたこともあるのだ。

「もちろんこれは仮説の一つに過ぎません。彼女がどれくらいビタミンCを摂取していたのか不明ですし、そもそもビタミンCの過剰摂取が結石の原因になるという説についても反論があり、確定的なことは言えませんからね。ともあれ有吉が知っているということはすでに治療を行っているのでしょうから、早期の自然排出が望まれるところです」(前出・医療系ライター)

 あの笑顔が痛みでゆがむところだけは見たくないという人は、視聴者にも業界にも大勢いることだろう。