初のレギュラー出演で、確実に爪痕を残すことができたようだ。
日向坂46の富田鈴花が、情報番組「ラヴィット!」(TBS系)の水曜レギュラーに就任。4月13日放送回で初のスタジオ出演を果たした。これまで2回、同番組のロケに出演経験のある富田だが、果たして生放送のスタジオではどんな様子だったのだろうか。
「最初は『スタジオではめちゃめちゃ緊張します』としおらしかった富田ですが、MCの川島明から呼び方を問われると『ひらがなで「すーじー」って呼んでほしいんですよ』と笑顔で注文。ひらがなとカタカナを話し言葉で区別するのは難しいと川島が苦笑いするも、番組では田村真子アナも『すーじーさん』と呼びかけるなど、すぐに“すーじー”呼びが定着していました。この調子で冒頭から、まるで以前からのレギュラーだったかのように共演者といいバイブスを見せていましたね」(アイドル誌ライター)
日向坂46のファンには“パリピだけど真面目”なキャラでおなじみの富田。この日も食レポの場面では「おいしすーじー!」との決めポーズを披露するなどバラエティ対応力を発揮しつつ、食べる時の所作が美しく、口をしっかりと閉じて味わう姿には育ちの良さがにじみ出ていたようだ。
この日は出演者おすすめの海産物が次々と登場。最初の「海鮮づけ椀の具」ではまず丼の中身をカメラに見せてニッコリ。食後も「すごいもういい香り、しょうがの。(づけの)味が染み込んでます~、新鮮!」と、なかなかのトーク力を発揮だ。
ここで一発目の「おいしすーじー!」を発動するも、どうやら番組スタッフに伝わっていなかったのか、途中でカメラが後列のこがけんに切り替わることに。するとMC川島が割って入り、「一回止めて! 彼女、おいしすーじーやるそうです」と無茶振りだ。それでも富田は美味しい場面をもらえたとばかりに顔の横でサムアップしながら、渾身の「おいしすーじー!」を見事にお代わりしていた。
「食レポの出番は3回まわってきたのですが、鯛の刺身を味わった2回目では両手でサムアップしながらの『おいしすーすじー!』にパワーアップ。そして3回目の『チーズインスモークめんたい』では朝からいっぱい食べれて幸せとの感想を語りつつ、めんたいを手に『チーズインすーじー!』との変化球で勝負です。これには三連戦を懸念していたMC川島も『なんとか乗り越えましたよ!』と感心しきりでした」(前出・アイドル誌ライター)
後半ではおいでやす小田とこがけん、すゑひろがりず、ももクロクローバーZ・高城れにらによる千葉・マザー牧場でのロケVTRを鑑賞。ここで小田とすゑひろがりず三島がバンジージャンプを飛ばされていた。
するとスタジオのアンタッチャブル柴田は、「バンジーもいいけどスカイダイビングいいよね」と提案。このアイデアに富田は「スカイダイビングずっと夢で、生まれた時から夢で」と同調し、どうやら夏のロケでスカイダイビングに挑戦することが決まった雰囲気となっていたのである。
MC川島から一緒に挑戦するバディを問われた富田は「今日で言ったら森田さん」と、さらば青春の光の森田を指名。全力で拒否していた森田だが、CM明けのプレゼントコーナーではフリップに応募時のキーワードとして「#一緒にとぶわ」と書き込み、スカイダイビングロケへの参加を渋々承諾していた。
「番組の最後に感想を問われた富田は『なによりスカイダイビングのロケ、もう確約されたじゃないですか。本当に嬉しくて』と満面の笑顔に。MC川島が『夏休み、乞うご期待』と盛り上げると、どうしても飛びたくない森田は『誰やこの子レギュラーにしたの!』と絶叫です。すると富田は、カメラ目線でダブルサムアップ。その堂々とした笑顔に視聴者もすっかり虜になったことでしょう」(前出・アイドル誌ライター)
スタジオ初出演ながら、MC川島にも共演芸人たちにもしっかりとハマっていた富田。日向坂46の活動ではその豊富なキャラが迷走しがちだが、そんな引き出しの多さが「ラヴィット!」の現場では大きな強みとなっていたようだ。
※トップ画像は日向坂46公式サイトより。