ヒコロヒーの写真が真っ二つに割れたのは番組スタッフのミスか、それとも?

 さすがに出演者の写真が泣き別れになるのはおかしいはず。彼女もそう思ったに違いないだろう。

 5月4日深夜放送の「キョコロヒー」(テレビ朝日系)では冒頭、番組スタッフが出演者のヒコロヒーと日向坂46齊藤京子に「テレ朝の社屋にお二人の写真がバーンと載ってるのってご存知ですか?」と質問。齊藤と顔を見合わせたヒコロヒーは「えっ、知らなかった」と驚いた様子だ。

 ここで画面にはテレビ朝日社屋の写真が映し出され、外壁のガラス面にドラマやバラエティ番組の巨大ポスターが張り出されている様子を紹介。そのなかに「夜がはじまるよ」という宣伝コピーのもと、深夜バラエティ枠「スーパーバラバラ大作戦」のポスターも張られていたのである。

 同枠では水曜日に「かまいガチ」「NEWニューヨーク」、そして「キョコロヒー」の3番組を放送中。同ポスターでは「キョコロヒー」のところに齊藤とヒコロヒーの宣材写真が並んでいたのだが…。

「その部分がアップになると、なんとヒコロヒーの写真が外壁の柱で遮られ、左右に泣き別れになっているではないですか。これには齊藤が『アッハッハ!』と爆笑し、『絶妙!』とコメント。対するヒコロヒーは呆れ顔で『これ写真の角度によるでしょ?』とクレーム。撮影時にもうちょっと横にズレていたら柱が被ることはなかったはずで、『あと5歩歩いたら行けたでしょ!?』とスタッフのケアレスミスに文句を付けていたのも当然でしょう」(テレビ誌ライター)

 これらの番組ポスターはガラス面の内側に貼られており、外側の柱で隠れないように配慮されている。しかしテレビ朝日の社屋が半円状に湾曲していることから、撮影位置によってはどうしても柱がポスターを遮ってしまうのであった。

 もちろん番組ポスターを正面から見る角度で撮ればいいのだが、問題は「スーパーバラバラ大作戦」のポスターが張られた位置。画面に映し出されただけでも9枚の縦長ポスターが並ぶなか、「キョコロヒー」の番組ポスターは左端に張られていたのである。

「スーパーバラバラ大作戦」の番宣ポスターと同じ写真(テレビ画面内の右下)が、テレビ朝日社屋の掲出ポスターにも使われている。©テレビ朝日

「番組側としては、テレ朝の社屋に番組ポスターが何枚も張られている中に『キョコロヒー』も並んでいるという状況を説明したかったはず。そのためには『キョコロヒー』の番組ポスターが左端に見える構図にする必要があり、必然的に斜めから撮る形になっていたようです。それでヒコロヒーの写真に柱が被ってしまったワケですが、写真全体から見るとごく一部に過ぎないため、撮影時には気づかなかったのでしょう」(前出・テレビ誌ライター)

 この番組ポスターはおそらく4月クール(4月~6月)のうちは張り続けられるはず。テレビ朝日の近くに行く機会がある方はぜひ、「キョコロヒー」の番組ポスターを正面から見てみてはいかがだろうか?