TBS田村真子アナ、「慶應落ち」告白で多くの女子アナを敵に回した!?

 その気持ちは大学受験の経験者なら分からないでもないのだが…。

 TBSの田村真子アナが、慶應義塾大学に不合格していた過去を告白した。7月4日放送の「クイズTHE違和感」(TBS系)には、同局のドラマ「石子と羽男」(7月8日スタート)でW主演を務める有村架純が出演。番組では有村が主役を務めた映画「ビリギャル」が話題となった。

 その「ビリギャル」は高校で成績がビリだった女子高生が、猛勉強の末に慶應大学に現役合格を果たしたという実話に基づくサクセスストーリー。そのダイジェスト映像が流れると、なぜか田村アナは涙目になっていたのである。

「MCの千鳥ノブから『また泣いてました?』とツッコまれた田村アナは、『私は慶應落ちたんですけど、いろいろ思い出しちゃって』とコメント。まさかの“慶應落ち”を告白することとなりました。大学受験の経験者なら、多くの学生が憧れる慶應に落ちた彼女の悔しさを理解できるところでしょう」(テレビ誌ライター)

 その一方で彼女はこの発言で、けっこうな人数の女子アナを敵に回した可能性もあるという。

 慶應に落ちた田村アナは、上智大学の文学部新聞学科に進学。偏差値だけで見れば慶應からは格落ちかもしれないが、上智の新聞学科はマスコミ業界では名門として広く知られており、憧れをもって入学する学生も少なくない。

 しかも、慶應卒の女子アナが多いのと同様に、上智卒の女子アナもテレビ業界では一大派閥の一つ。もちろん新聞学科卒の女子アナも結構な人数がいるのだ。

「TBSでは3年先輩の上村彩子アナが同学科の卒業生。他局ではNHKの杉浦友紀アナやフジテレビの阿部知代アナらも新聞学科の先輩にあたります。学部や学科を限らないのであれば、上智卒の女子アナは日テレの小熊美香アナやテレビ朝日の森川夕貴アナ、同じTBSなら古谷有美アナなど枚挙にいとまがありません。そんな同窓生たちから見れば、田村アナがわざわざ“慶應落ち”をカミングアウトしたことは、不愉快に感じられても不思議はないのです」(テレビ誌ライター)

「クイズTHE違和感」出演を報告した田村アナ。ドレスの色は上智のスクールカラーであるマルーンを意識していたのだろうか。田村真子公式インスタグラム(@tamura_mako_)より。

 もっとも田村アナにしてみれば、彼女について回る「政治家の娘」(父親は田村憲久元厚労相)という肩書きを払しょくするのに役だった可能性もある。「政治家の娘でも大学に落ちる時は落ちる」ことをアピールしたことで、TBSにも実力で入ったことを示せるからだ。

 ともあれ学歴に固執しがちな男性はともかく、女子アナが自分の大学不合格歴を明かすのは珍しいこと。そんな一面も田村アナの魅力なのかもしれない。