フジテレビの入社式が4月1日に行われ、4人の新人アナウンサーがお披露目された。世間の関心が元女流棋士で早稲田大学出身の竹俣紅アナに集まるなか、業界内では小山内鈴奈アナへの注目が高まっているという。
その小山内アナは青森県出身で、国立の弘前大学を卒業。2018年には第34回弘前城ミス桜コンテストにて、準グランプリに当たるミス桜に選ばれた経歴も。同コンテストには、内気な性格を直すために一度しかない人生と奮い立って応募していたという彼女。業界関係者が注目するポイントはどこにあるのだろうか。
「彼女は弘前大学出身者として初のキー局アナですが、フジテレビには地方国立大などさほどメジャーではない大学から積極的に女子アナを採用してきた歴史があります。キー局の女子アナと言えば早慶上智をはじめ、立教や青学、有名女子大といったメジャーな大学の出身者ばかり。そのなかでフジテレビでは2007年の生野陽子アナが福岡大学、2008年の加藤綾子アナが国立音楽大学、2010年の山崎夕貴アナは岡山大学の出身。その3人はいずれもエース級として活躍しており、小山内アナもその流れに続く可能性を秘めています」(女子アナウォッチャー)
そんなマイナー大学出身の3人は、同期入社の女子アナがいずれも有名大学出身者ばかりだという。
「生野アナと同期でタレントに転進した大島由香里は成城大学、加藤アナと同期の椿原慶子アナは聖心女子大学、そして山崎アナと同期で他部署に異動した細貝沙羅は慶應義塾大学の出身でした。その関係性を今回の新人アナに当てはめると、早稲田大学出身の竹俣アナに注目せざるを得ません。知名度では断トツの竹俣アナに大きな期待がかけられるなか、フジテレビの歴史を鑑みれば、小山内アナがエースに躍り出る可能性もあり得るというわけです」(前出・女子アナウォッチャー)
その二人に青山学院大学出身の小室瑛莉子アナも加えた新人女子アナトリオの活躍に、期待が広がっていきそうだ。
トップ画像は竹俣紅公式インスタグラム(@benitakemata_official)より。