乃木坂5期生・一ノ瀬美空、同期メンバーから「お金取る」と言ったワケ!

 私の歌にはそれだけの価値があるのよ! ということだったのか?

 10月3日深夜放送の「新・乃木坂スター誕生!」(日本テレビ系)では、乃木坂46の5期生が他の同期メンバーに歌ってもらいたい曲をリクエストする「この歌うたって リクエストソングSP」が開催された。

 トップバッターは池田瑛紗のリクエストにより、菅原咲月が工藤静香の「慟哭」をソロで熱唱。黒の革ジャンと革パンツで静香風に決めた菅原は、これまた静香らしく立ち位置から一歩も動かない歌唱スタイルを披露だ。

 それでいて手の表現はなんとも妖艶。以前の放送で井上和が「Blue Velvet」を艶っぽさ満点で披露していたことから、菅原は「私、25%和を入れて演ってたんですよ。(髪を)かき上げたりとか」と告白。どうやら5期生同士で刺激し合っているようだ。

 続いては小川彩が安室奈美恵の「SWEET 19 BLUES」をリクエスト。同曲は安室が19歳の誕生日を迎える前月の1996年8月にリリースされたもので、小川は5期生の19歳トリオである一ノ瀬美空、中西アルノ、川﨑桜を指名だ。

「MCのオズワルド伊藤から曲の難しさについて問われると、中西から耳打ちされた川﨑は『フェイク?』と回答。その意味を訊かれた一ノ瀬は『えーっと、フンフンフーン♪みたいな、ラララ~♪みたいな、美味い人がよくやるフフフ~ン♪』とフワフワした回答に終始していました」(アイドル誌ライター)

 中西はもう少し具体的に「曲中に入る、メロディを口ずさむ感じ」と説明。歌唱では3人それぞれが別々のパートで異なるフェイクを入れているそうで、「苦戦したよね、3人とも。初めてのことなのでそこに注目していただけたらと思います」と見どころをアピールしていた。

安室奈美恵の曲に挑戦した19歳トリオの川﨑桜、中西アルノ、一ノ瀬美空。トップ画像ともに乃木坂46公式ツイッター(@nogizaka46)より。

 本番ではサビ前などで3人がそれぞれフェイクを披露。歌唱後には岡本姫奈が「美空のフェイクの息遣いにちょっと魅了され過ぎて、毎日耳元でやってもらおうかなって思ってるんですけど」と絶賛だ。

「すると一ノ瀬は笑顔をキープしたまま『お金…取る』と宣言。これにはMCのオズワルド畠中も『お金かかるけどいい?』と驚いていました。もちろん一ノ瀬としてもメンバーからお金を取る気などなく、おそらくは初披露のフェイクを褒められたことにテレてしまい、テレ隠しで繰り出したボケだったのでしょう」(前出・アイドル誌ライター)

 ともあれ聴きごたえ満点のフェイクを披露してくれた5期生たち。ファンであればまさに、お金を払ってでも耳元で歌ってもらいたいに違いないだろう。