2022年の下半期に人気を博した記事を振り返る本企画。弊サイトasageiMUSEでは、やす子に関するニュースが常に人気を博しているようだ。新型コロナ禍が収まりつつあるタイに海外ロケに行ったやす子だが、その映像には見逃せない重大ポイントがあったようで…。
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そのロケVTRに「これガチでヤバいやつ!」と叫んだ視聴者も少なくなかったようだ。
7月3日に放送された「霜降り風磨のワクワクメディア」(日本テレビ系)では、コロナ禍の海外旅行をテーマにピン芸人のやす子が2泊3日のタイ弾丸旅行に挑戦。海外に行くのはこれが初めてだそうで、番組で披露したパスポートは取得日が6月3日とピカピカの新品。もちろん名前の欄は本名の「安井かのん」になっていた。
やす子が選ばれたのは、やや売れっ子ながらスケジュールの調整がしやすく、ギャラも安めだからだという。そんなやす子はおなじみの自衛隊スタイルでバンコクの空港に到着。この場面でやす子は「空港内の警備員さんが仲間を見るような目で見て下さって、ちょっと怖かったです~」と語っていたが、すでにこの場面にけっこうな危うさが漂っていたのである。
「海外旅行経験者であれば、海外の空港ではけっこう軍服姿の軍人を見かけるケースが多いことをご存知でしょう。多くの航空会社では公務で移動する軍人用の特別料金を用意していたり、国によっては入国審査も別のレーンになっていたりするもの。バンコクの空港でやす子は本物の自衛隊員だと思われたか、もしくはマスク姿の日本人はタイ人との見分けがつきづらいことから現地の軍人に勘違いされていた可能性もありそうです」(トラベルライター)
街なかでは暑さもあってかさすがに制服は着ていなかったものの、上下ともに迷彩柄の服を着ることでやす子らしさをアピールしていた。
その格好でタクシーに乗り、象乗りやナイトマーケット巡りをエンジョイしていたやす子。ロケは無事に進んでいたようだが、これらの場面に<本当に大丈夫だったのか!?>と心配する視聴者も少なくなかったというのだ。
「というのもタイには『軍服法』という法律があり、民間人が迷彩服を着ていると、軍人を侮辱しているとして最悪の場合、逮捕される恐れがあるのです。その刑罰は3カ月以上5年以下の禁固刑というなかなか厳しいもの。この法律は2015年9月放送の『中居正広のミになる図書館』(テレビ朝日系)でも紹介されており、旅行好きのあいだではけっこう広く知られています。今回のロケでは大丈夫だったようですが、逮捕される恐れがある服装でのロケはコンプライアンス的に問題のある行為ではないでしょうか」(前出・トラベルライター)
海外では日本のロケ隊が現地の官憲に拘束されたケースもある。やす子が次にタイに行くときは、自衛隊服や迷彩服を街なかで着ないように気を付けてほしいものだ。