明日海りお、演出のミスも帳消しにした鮮やかな麻雀牌さばき!

 元宝塚トップスターの明日海りおが、華麗な麻雀牌さばきを披露してみせた。

 4月24日に放送されたドラマ「コントが始まる」(日本テレビ系)の第3話では、ファミレス店長の明日海が週5で通うという雀荘で、麻雀に興じている場面が映し出された。そこで見せた雀士の顔つきが、なんとも説得力にあふれていたという。

「黒い革ジャンを身に着け、髪を一つにまとめて戦闘モードの明日海はオジサン3人と卓を囲むことに。ここで親のハネ満を上がり、『ロン、インパチ!』と勝ち誇る表情が印象的でした。上がり役はおそらくタンピン三色ドラドラ(赤牌含む)。まだ4巡目ながらリーチを掛けずにアタリ牌が出るのを待つ戦法にはプロ雀視を目指す冷静さが表れていましたね」(エンタメ誌記者)

雀士らしさを存分に発揮していた明日海りお。©日本テレビ

 ところがこのシーンに、麻雀好きの視聴者から疑問の声があがっていたというのだ。

「上がった点数がインパチ(1万8000点)だったことから、明日海が親の局だったことは確実。ここで彼女は対面が捨てた4枚目で上がっていましたが、卓上を見ると他のプレーヤーは全員すでに4枚を切り終えていました。それだと麻雀のルール上、親は明日海ではなく彼女の上家(左側)になるはず。つまりこの場面は麻雀としておかしな状況になっていたのです」(前出・エンタメ誌記者)

 そんな演出上のミスも、明日海が見せた勝負師の顔つきや牌さばきのおかげで帳消しになっていたのは確実。もはや演出すらも凌駕する明日海の演技には今後、さらなる注目が集まることになりそうだ。