アフターコロナの時代だからこそ、しっかりとした知識を身に着けておきたいところだろう。
モデルナ・ジャパンでは5月24日、mRNAの正しい理解促進のためのオンライン・コミュニティサイト「mRNAカレッジ」を開設。9人組ダンス&ボーカルグループの「FANTASTICS」でボーカルを務める中島颯太らが「たくさんの人に届いてほしい」とアピールした。
同日にFC東京のホームである味の素スタジアムで開催された記者会見には中島に加え、FC東京のMF西堂久俊選手や、FM802でDJを務める飯室大吾らが登壇。日本大相撲協会を代表して陸奥部屋の霧馬山関、そしてモデルナ・ジャパンの鈴木蘭美代表取締役社長がビデオメッセージを寄せた。
今回開設されたmRNAカレッジは、コロナワクチンにも使用されるmRNA(メッセンジャーRNA)についての知識を、動画とクイズを通して学べるもの。動画を観た後で7つのクイズに全問正解するとmRNAカレッジのメンバーとなり、デジタル会員証が無料で送られる。
FANTASTICSやFC東京、FM802や日本相撲協会もmRNAカレッジのメンバーとして参画。中島は1月からFM802で音楽番組「DESIGN YOUR FANTASTIC FEATURE:LET’S JUMP UP supported by モデルナ・ジャパン」のDJを担当しており、今回の会見では番組に懸ける意気込みや喜びをこう表していた。
中島「もともとおしゃべりが大好きですし、大阪出身なのでFM802さんで(番組を)やらせていただくことが嬉しかったです。自分がアーティストとして、いろんな方に希望だったりを届けることを目標にしてやってきたので、今回の(番組が)その言葉と音楽を通してたくさんの方に希望を届けるプロジェクトだったので、ありがたいです。FM802のスタッフさんとかDJの皆さんがすごい温かくて、ブースにまで来ていただいたり聴いてくださったりとかがすごくうれしく、リスナーの皆さんとも楽しませていただいてます」
FC東京の西堂選手は、昨年の3月に行われたコロナワクチンの3回目接種促進キャンペーンにチームが協力し、その縁から今回のmRNAカレッジに協力する形となったと説明した。
mRNAカレッジについては、mRNAの読み方がぱっと見では分かりづらいと前置きしたうえで、サイト内の動画やクイズを体験することで「これが『mRNA』って読むんだよっていうのと、『メッセンジャーRNA』とも読むんだよっていうのが本当にわかりやすく理解できました」との印象を明かしていた。
中島は動画やクイズをやっている人とやっていない人では理解度が全然違う風に感じたとしつつ、「たくさんの方に参加していただいたりしてほしい」とアピール。自身が挑戦した感想として、mRNAがいつ発見されたかについて「この動画が分かりやすくて、めちゃくちゃ覚えていて、1961年まで覚えてたんですよ」と、しっかり年号まで覚えられたとニッコリだ。
この日は「モデルナ mRNAカレッジ Day」と題し、FC東京 vs セレッソ大阪の試合前に中島がキックインを担当。幼少時からサッカーに親しみ、フットサルチーム「シュライカー大阪」のスクール生だったこともあり、味の素スタジアムのピッチに立てたことや現役のJリーガーたちを間近に見られたことに大興奮していた。
この日の来場者にはmRNAカレッジのチラシが配布され、ハーフタイムに催されたトークショーにて中島は「たくさんの方に届いてほしいなあと思います」とアピール。またキックインについては「本当にテンション上がりますし、先ほどキックインさせていただきまして、めちゃめちゃ緊張しました」と素直な印象を口にしていた。
■mRNAカレッジ mrnacollege.com
(取材協力:藤吉優奈、本間このみ/撮影:Issey Nakanishi)