中田花奈は雀荘カフェを経営-声優やカウンセラーなど元乃木坂メンバーの気になる現在

 202010月に乃木坂46を卒業した中田花奈が「雀荘カフェ経営」に乗り出す。彼女がプロ雀士を目指すドキュメント企画「中田花奈(元乃木坂46)の“プロ雀士への道”」を始動することが14日、テレビ朝日公式YouTubeチャンネル「動画、はじめてみました」の動画で明らかとなったもの。

 中田はグループ在籍時から麻雀ニュース番組「熱闘!Mリーグ」(Abema TV)にたびたび出演。現在も「Mリーグ」の試合は全試合をライブで見た後に、さらにダイジェストも見るほど、その麻雀愛は強烈だ。

 その麻雀愛が実を結び、20201月には初の冠番組「乃木坂46中田花奈の麻雀ガチバトル!かなりんのトップ目とれるカナ?」(TBSチャンネル1)がスタート。アイドルファンのみならず、麻雀好きからの認知度も上がっていた。

麻雀カフェ経営者を目指している中田花奈。

 そんな中田は現在、年内の麻雀カフェ開店を目指し、店長として必要なさまざまな研修を受けるなど経営者としての活動をスタート。今回の動画では3月に予定される日本プロ麻雀連盟のプロテストにエントリーすることも発表されている。

 中田が歩み出した進路については<やっぱり麻雀関連に進んでいったか><かなりんなら頭がいいから、やっていけるね><シンプルなタレントとして活動していくよりは正解だと思う>といった声があがっており、その選択に理解を示してエールを送るファンがほとんどのようだ。

「これまでは卒業後にマルチタレントや女優を目指すアイドルが多かったものの、中田のように一芸に絞ってタレント業を展開する人も増えています。AKB48のOGを見ても、”神7″と呼ばれたメンバーですら全員がタレントや女優として十分にメディア出演できているわけではありません。乃木坂のOGでは昨年3月に卒業した佐々木琴子は声優を目指して声優事務所に所属。2017年に卒業した中元日芽香は早稲田大学で認知行動療法やカウンセリング学を学び、2018年12月にカウンセリングサロン『モニカと私』を開設。現在は心理カウンセラーとして活動中です」(アイドル誌ライター)

中元日芽香。

 その佐々木や中元、そして今回の中田ら3人はいずれも選抜常連組の人気者とは言い難く、非選抜でアンダーメンバーになることも多かったメンバーたちだ。

「メディア露出が少ないアンダーメンバーだからこそ、王道のアイドル業ではなく、変わり種の仕事も舞い込んできやすいし、オファーも受けやすいのでしょう。麻雀関連の仕事で活路を見出した中田のように、ちょっとした仕事がこれからの進路に繋がるケースも増えそうです」(前出・アイドル誌ライター)

 現役メンバーとしては、乃木坂のレジェンドとも言える白石麻衣の背中を追うことも大事だが、中田や佐々木の活動をチェックすることも先々の自分のためになるだろう。

(石田安竹)