小学生当時の彼女はやはり、お嬢様だったようだ。7月27日に放送されたドラマ「彼女はキレイだった」(フジテレビ系)にて、小芝風花の演じるヒロイン佐藤愛の実家が特定されることとなった。
小学生時代には“スーパー美少女”だった愛は、幼馴染だった長谷部宗介(中島健人)と再会するも、自分がダサ女子に成長してしまったことから正体を隠すことに。そんな二人は今回、千葉方面に車でロケハンに出かけることとなった。
海岸の素晴らしい景色を堪能する愛は、誰かに手紙を書きたくなるとの印象を口に。その言葉に宗介は親の転勤でアメリカに移住した小学生当時、現地で孤独に苦しむなか愛からのエアメールに救われたことを思い出していた。
「その回想シーンでは、愛による手書きのエアメールが大写しに。そこには拙い英文で『世田谷区成城10丁目』という住所が書かれており、愛が成城に住むお嬢様だったことが明かされることとなりました。愛は実家の印刷所が傾く前は豪邸に住んでいましたし、宗介も一家でアメリカに移住するようなハイソな家庭でしたから、二人が成城の小学生だったという設定も納得でしょう。ちなみに成城には9丁目までしかなく、手紙の住所は架空のものです」(世田谷区在住のライター)
その成城、東京の人にとっては高級住宅地としておなじみだが、果たしてどんな場所なのだろうか?
「かつては雑木林が広がっていた土地に大正時代、成城小学校が開校。昭和元年には成城高校(旧制)が開学し、学園拡張の資金集めのため周辺地域が宅地開発されたことで、大きなお屋敷が立ち並ぶようになりました。昭和7年には近隣に東宝撮影所ができたことで映画監督の黒澤明や俳優の三船敏郎といった映画関係者も住むようになり、著名芸能人が数多く住居を構える高級住宅地とのイメージが定着したのです」(前出・世田谷区在住ライター)
愛の実家として登場する豪邸のシーンは、成城にあるハウススタジオで撮影されたという。大阪出身の小芝はそんな成城の街並みをどう感じていたのか、ぜひ知りたいところではないだろうか。