夏目三久、たった一度だけ「夫・有吉」の名前を口にした瞬間とは!

 これまで決して夫の有吉弘行について語ることのなかった夏目三久の口から、ついに「有吉」の名前が出た! 9月24日放送の「A-Studio+」(TBS系)で垣間見せた貴重な場面に視聴者も驚いていたようだ。

 夏目がゲスト出演した今回は冒頭から「今年4月、有吉弘行と結婚」と紹介し、有吉・夏目夫婦についてズバズバと切り込んでいく構えを示していた。番組ではまずは無難に、夏目がメインキャスターを務める情報番組「あさチャン!」(TBS系)の話題に。ここで「2時45分に起きます」と夏目が明かすと、司会の笑福亭鶴瓶はいきなり「ほんなら隣に寝てる人いますわな。今は」と核心に攻め込む姿勢だ。

「鶴瓶は『あの人は何時に起きるの?』と訊ね、『あさチャン!』から帰ってくる9時前にはもう起きていると夏目が答えると、鶴瓶は『5時半に起きます、あの人』と断言。すると鶴瓶と対談している有吉の画像が映し出され、夏目は『これは…あの人ですか?』と狼狽していました。ただ鶴瓶も『あの人あの人』と答えており、この場では誰も『有吉』という固有名詞を口にしようとはしなかったのです」(テレビ誌ライター)

 似たような現象は9月23日放送の「櫻井・有吉THE夜会」(TBS系)でも繰り広げられていたもの。その時はゲスト出演のムロツヨシや木村拓哉が夏目について話題にするものの、MCの有吉に気を遣ってか誰も「夏目三久」という名前を口にすることなく、「奥様」といった婉曲表現に留まっていた。

夫の有吉弘行について語っていた夏目三久。「A-Studio+」公式ツイッター(@a_studio_tbs)より。

 ただ今回の「A-Studio+」では、有吉と夏目が初共演した「マツコ&有吉の怒り新党」(テレビ朝日系)の話題になった時、司会のキスマイ藤ヶ谷太輔が「初めてこの番組で有吉さんとご一緒した時ってどういった印象だったんですか」と、有吉の名前を出して質問。すると鶴瓶も「俺はね、有吉が来よったからもう根掘り葉掘り聞いたよ」と、すっかり<有吉の名前は禁句>状態を脱していたのである。

「それでも妻の夏目からはなかなか『有吉』の名前が出てきません。有吉が観葉植物を大事に育てている話になると、『毎日嬉しそうに「芽が出てきたよ」とか「実が成ったよ」ってこと報告してくれます』とのエピソードまで明かしていたのですが、主語を省略できる日本語の特性をフル活用して、自分から『有吉』と呼ぶことを避け続けていました」(前出・テレビ誌ライター)

 番組の後半では「夫が」といった表現を使うようになっていた夏目。そんな彼女がたった一回だけ、ポロっと有吉の名を口にしたというのだ。

「それは鶴瓶が佐藤栞里を話題にした時のこと。『栞里ちゃんに何かあったらボクが守るから』と有吉が語っていたと明かすと、夏目は『そんなこと言ってるんですか?』と驚いた表情に。すると夏目は『チームでやろうっていう意識はすごい強いですね』との印象を語りつつ、『有吉の壁、他局なんですけど、一緒に観てるとゲラゲラ笑うんですよ』と語り、ついに『有吉』という単語を口にしていたのです。もっとも夏目自身は『有吉の壁』という番組名に言及したに過ぎず、夫の名前を口にしたという意識はなかったのかもしれません」(前出・テレビ誌ライター)

 結局最後まで、自分の夫を指す意味で「有吉」という固有名詞を使うことはなかった夏目。9月末での芸能界引退を表明している彼女ゆえ、「有吉の壁」という番組名を口にしただけでも貴重な場面となっていたようだ。