杉咲花が主役の盲学校生を演じるドラマ「恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール」(日本テレビ系)が10月6日にスタート。第1話で杉咲が披露した日替わりのファッションが可愛すぎると評判を呼んでいる。
杉咲の演じる赤座ユキコは盲学校の高等部に通う3年生。中学までは普通に見えていたが、だんだんと視力を失い、今では「色がうっすらわかる」「ルーペを使えば大きい字を認識できる」程度の弱視となっている。
外を歩く時は常に白杖を持ち歩いており、ある日の朝、その白杖をヤンキーの黒川森生(杉野遥亮)に掴まれてしまうトラブルに遭遇。振り払おうと繰り出した前蹴りが黒川の股間をクリーンヒットし、ノックアウトされた黒川がユキコに恋をする場面が描かれていた。
第一話ではその出会いから5日目までが描かれていたが、その日数経過がユキコのファッションで把握できるようになっているというのだ。
「ユキコは常に長袖のアウターと、足首丈のスカートを着用。足元は白い靴を履いているのが特徴です。そこで注目したいのが日替わりで着替えているアウター。毎日のように異なる柄に変わる日替わりファッションが、わりと同じような場所を舞台とする本作での貴重なアクセントになっています」(女性誌ライター)
初日はベージュのニットセーターに、赤と黒のチェックスカートを合わせていたユキコ。それが二日目には鮮やかな青色のニットセーターに替わり、ボトムスは白いフレアスカートとなっていた。
続く3日目は白のフーディーに、薄手の生成りスカート。そして4日目は真っ赤なニットセーターで、下は初日と同じ赤と黒のチェックスカートという組み合わせだ。
「衣装が替わっていくことで、視聴者は日数の経過を把握しやすくなっています。その一方で高校生が毎日違う服で通学するのは現実的でないことから、4日目にはあえて初日と同じスカートを履かせるという工夫も。単なるファッションショーに終わらせないところに、制作側の配慮が感じられますね」(前出・女性誌ライター)
そして5日目にはそれまでのテイストとは異なり、暖色系でパッチワーク風のざっくりニットセーターを着用。ラストシーンではユキコが行きたがっていたフラワーパークを訪れ、その光景に衣装の柄が実にマッチしていたのである。
「このようにユキコのセーターが視聴者の目を楽しませる一方で、彼女が背負っているリュックは常にブラウンの同じもの。カラフルなビーズをアクセサリーに付けることで自分らしさの目印としているのが印象的です。それに加えて肩紐には防犯ブザーを装着。小学生のランドセルでおなじみの光景ですが、今後の展開でその防犯ブザーを使う場面が出てくるのかもしれません」(前出・女性誌ライター)
ドラマのポスタービジュアルには4日目に着用していた真っ赤なセーターを使用。一方で放送当日の公式インスタグラムには、第一話には出てこなかった辛子色のセーターを着る杉咲が登場している。この衣装は第二話で観ることができるのか、第二話以降の日替わりファッションにも期待できそうだ。