低迷する情報番組「THE TIME,」の切り札に噂される女子アナの名前は?

 TBSの朝が大変なことになっているという。新たな情報番組の「THE TIME,」には満を持してスーパーエースの安住紳一郎アナを投入。10月1日の初回放送こそ6.5%とまずまずの視聴率だったが、その後は下降線をたどる一方だ。

「前番組の『あさチャン』が4%に届くか届かないかの低空飛行を続けるなど、TBSのこの時間帯は苦戦が続いており、一朝一夕では解決しそうにもありません。なにしろ安住アナの投入でも数字に結びつかないのですから、この苦戦ぶりは相当に根が深い問題だと言えそうです」(業界関係者)

 そうなると当然、局側としてはテコ入れを検討することになる。それに加えてTBSではエースの安住アナを酷使し過ぎとの声もあり、早期の数字回復が見込めない「THE TIME,」に据え置くのは、人材の適正配分の視点からも問題視されているとか。そうなると代わりの人材には誰が適任だというのか。

安住アナと香川照之という二大看板を擁しながら視聴率の思わしくない「THE TIME,」

 TBS局内では安住アナの代わりが見当たらず、誰に替えても格落ちと見られるのが正直なところ。安住アナからバトンを受けるのであればそれなりのネームバリューが必要なところだ。

「そこで名前を挙げられているのが元フジテレビの“カトパン”こと加藤綾子アナです。現在は夕方の『Live News it!』(フジテレビ系)でメインキャスターを務めていますが、視聴率争いが厳しい状況で降板の噂も絶えません。一方で彼女は長年にわたって『めざましテレビ』(同)など朝の情報番組を担当していた実績があり、世間のイメージも『朝の顔』のはず。慣れない夕方の番組で批判されるくらいなら、TBSに転じて朝の顔として再出発するほうが、加藤アナとTBSの双方にとってウィンウィンの関係を望めるとの期待が高まっています」(前出・業界関係者)

 そもそもTBSでは夕方の「Nスタ」でホラン千秋がメインキャスターを務めるなど、外部人材の起用も得意だ。それなら夕方に続いて朝も加藤アナに任せてしまうのが、実は得策なのかもしれない。

(浦山信一)