杉咲花の部屋に入れてもらえるなんて羨ましすぎる! そんなドキドキシーンに視聴者もときめいていたようだ。
11月24日放送のドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」(日本テレビ系)の第7話では、盲学校に通うヒロインの赤座ユキコ(杉咲)が、恋人でヤンキーの黒川(杉野遥亮)を自宅へ招くことに。この日は姉・イズミ(奈緒)の誕生日で、イズミが密かに想いを寄せている黒川のライバル・金沢獅子王(鈴木伸之)を内緒で呼び寄せ、誕生日パーティーのサプライズをもくろんでいた。
「前日の夜、黒川は夢の中で悪人に追いかけられ、ユキコと一緒に逃げることに。しかし追い詰められてしまい、ユキコを庇った黒川は背後から撃たれてしまいました。衝撃で倒れ込んだ黒川は、ユキコと顔が接近することに。そのままキスをしようとしたところで夢から醒めてしまい、悶々とした気分を抱いたままでユキコ宅を訪れていたのです」(テレビ誌ライター)
ヤンキーにもかかわらず恋愛経験はほぼ皆無で、恋人になったユキコともソフトなキスしか交わしていない黒川。そんな男子の気持ちなど知らないユキコはパーティーの飾り付け用に用意したバルーンを取りに、自分の部屋に「ちょっと手伝ってもらってもいい?」と黒川を案内したのである。
部屋の入り口でいったん躊躇するも、足を踏み入れた黒川は「ここがユキコさんの部屋…」と動揺を隠せない様子。机やベッドを見るたびに気持ちが高ぶる姿は、初めての女子部屋に興奮を隠せない挙動不審の男子そのものだ。ここでユキコが10個ほどのバルーンを手渡すと、いきなり二つが破裂。「うわーっ!」と叫んだ黒川は、夢の影響なのか銃撃を受けたと勘違いしたようで、その場にユキコを押し倒していたのである。
「スローモーションで倒れ込んだ二人。覆いかぶさる黒川が『ユキコさん、大丈夫ですか…』と絞り出すように尋ねると、間をおいてユキコは『…うん』と返答し、そのまま目をつぶりました。これは明らかに彼氏を受け入れるポーズ。目を閉じたユキコの表情は女神のごとく美しく、少しぽってりした唇はまるで『…来て』と誘っているかのようです。このシーンには視聴者も《もうたまらん!》《うっとり顔だ》と大興奮だった様子。恋愛ドラマとしての本作が本領発揮した場面だったのは間違いありません」(前出・テレビ誌ライター)
そんな二人がキスまであと1センチというところで、玄関チャイムが鳴ったのはお約束。このシーンに多くの視聴者が、青春の甘酸っぱい思い出を振り返っていたのは確実だろう。