日向坂46のメンバーで、昨年6月から体調不良による活動休止が続いている小坂菜緒を巡り、ツイッター界隈が盛り上がったという。
多くのおひさま(日向坂ファン)が小坂の復帰を待ちわびるなか、1月6日になって突如「小坂菜緒」がツイッターのトレンド入りを果たすことに。とは言え彼女自身に関して何らかの動きや発表があったワケでもなく、一部には<すわ卒業か!?>と慌てるファンの姿もあったようだ。
「トレンド入りの理由はどうやら、彼女が出演した映画『ヒノマルソウル』が2月に全国4カ所で復活上映されることが発表されたからでしょう。同作には田中圭や土屋太鳳、山田裕貴や眞栄田郷敦といった人気俳優が出演しており、彼らのファンがツイッターで情報を拡散する際に『#小坂菜緒』のハッシュタグも一緒に付けていたようです」(芸能ライター)
思わぬところで話題になった小坂。ファンの間では昨年末の「第72回NHK紅白歌合戦」でのサプライズ復帰に期待する声も多かった。だが12月28日に行われた紅白リハーサル後の囲み取材では、小坂について訊かれたキャプテンの佐々木久美が「ゆっくり治して。いつ帰ってきても最高のパフォーマンスが22人でできるように、ずっと待ってるよっていう言葉をかけてあげたい」とのメッセージを送っており、紅白での復帰がないことを示唆していたのである。
「小坂は1stシングルから4作連続でセンターを務め、昨年6月に発売された1st写真集『君は誰?』は写真集の年間売上ランキングで首位に輝くなど、日向坂46の絶対的エースです。一方で多忙な日向坂46ではこれまでにも濱岸ひよりや松田好花、宮田愛萌、富田鈴花、佐々木美玲など体調不良を理由に活動を休止するメンバーが少なくないものの、いずれも無事に復帰を果たしています。小坂はすでに半年以上休んでおり、活動休止期間の最長を更新するなか、復帰を望む声は日増しに高まっているのです」(前出・芸能ライター)
そんな状況でファンが大きな期待を寄せているのが、3月30日、31日の開催が発表された東京ドーム公演だ。本来であれば2020年12月に行う予定だったがコロナ禍のため昨年冬に延期され、10月20日のツアーファイナルでは再延期を発表。それがついに12月25日のクリスマスライブ「ひなくり2021」において、正式な日程が発表されたのである。
「二度目の東京ドーム公演延期を発表した際、キャプテンの佐々木は『約束のあの場所でライブをする時は、全員そろって、みんなで力を合わせてあの景色を見られたらいいなと思います』と、小坂に配慮したコメントを口にしていました。その上で3月の開催が決まったということは、それまでに小坂が復帰する目途が立ったとの見方ができます。逆に言えばこのコメントを発した時点でもう、紅白でのサプライズ復帰はなかったのかもしれませんね」(前出・芸能ライター)
果たして小坂は東京ドーム公演に間に合うのか。“こさかな”の元気な姿を見たいというのがファンの総意であり、真の願いであることは確実だろう。
(石田安竹)