竹内由恵アナ、川田裕美アナに「試験」で2回勝っていた!?

 これはキー局アナの奢りか、はたまた余裕なのか。元テレビ朝日でフリーの竹内由恵アナの態度に、スタジオも爆笑していたようだ。

 竹内アナは1月25日放送の「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)に、関東女子の一員として出演。今回は「関西女子VS関東女子」をテーマに、それぞれが相手を批判する“仁義なきローカルバトル”が繰り広げられた。

 竹内アナは「秒で嫌いになった関西女子の言動」というテーマトークにて、とあるスポーツ取材の現場で関西の女子アナから「そちら全国なんで、うちローカルなんで、先いってください」と言われたエピソードを告白。「私としてはローカルとか全国とか関係ない」という竹内アナだが、その場で上手く言葉を返せなかったことから「すごく惨めな思いになりました」と明かしていた。

「これに反応したのが同じくフリーアナで、大阪・読売テレビ出身の川田裕美アナ。彼女は『関西のアナウンサーやったら絶対そう言う』と主張し、竹内アナには《ありがとうございます。すいません私全国なんで!》と言いながらさっと行ってもらいたかったと語っていました」(女子アナウォッチャー)

 ここでMCの明石家さんまは、川田アナがキー局の採用試験を受けるも全部落ちていたと紹介。その上で竹内アナに「受験で負けてるんですよ、あなたに」と諭すように語り掛けると、当の竹内アナは「はいはいはい」と気のない返答だ。これにはさんまもズッコけてしまい、「お前、性格変えなアカン! 今の完全に王者の言葉やないか」と呆れ笑いしていたのだった。

「全国に127社ある地上波テレビ局のなかで、テレビ朝日や日本テレビなどのキー局とNHKの計6局は、さんまの言う通り王者的な位置づけ。その象徴である局アナもまた、アナウンサーの王者たる存在です。その熾烈な採用試験はかつては1万倍以上、現在も数千倍と言われる狭き門であり、そこを勝ち抜いた竹内アナはまさに勝利者と言えるでしょう。ただ実際に勝ち抜いてしまうと、採用試験の熾烈さも遠い記憶に消え去りがち。竹内アナが『はいはいはい』と流していたのも、彼女としてはごく普通の感想を口にしただけではないでしょうか」(前出・女子アナウォッチャー)

テレビ朝日在籍時の竹内アナ。これが王者の風格というものか。

 おそらく竹内アナは川田アナのことを「同じフリーアナ」として見ているはず。しかし周りはそうは見ていないどころか、竹内アナのことを「試験に2回勝った女」とみなしているというのだ。

「川田アナは和歌山大学の出身。国立とは言え全国的な知名度は低く、出身者にキー局アナは一人もいないマイナー大学です。それに対して竹内アナは数多くの女子アナを輩出している慶應義塾大学出身で、水卜麻美アナや弘中綾香アナ、宇内梨沙アナや渡邊渚アナなど各局に慶大出身者は枚挙にいとまがありません。その意味で竹内アナは大学受験とアナウンサー採用試験の二度にわたって“試験に勝ってきた女”だと言えるワケです」(前出・女子アナウォッチャー)

 準キー局のアナウンサーすら輩出していなかった和歌山大学から読売テレビに入った川田アナは、勝ち組の一人と言えるはず。しかし慶大からキー局という王者の道を歩んできた竹内アナには、川田アナが開拓してきた道の険しさもピンとこないのかもしれない。