お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建がついに芸能活動を再開だ。2月15日放送の冠番組「白黒アンジャッシュ」(千葉テレビ)に1年8カ月ぶりに出演し、「謝ったことですべてが許されるとは思っていません」などと謝罪の言葉を連ねていた。
その放送に先立ち2月5日には、妻で女優の佐々木希がインスタグラムにて「本日より主人が仕事復帰することとなりました」と報告。「家族と共に前に進んでいこうと思っています」と綴っており、妻として渡部の活動をバックアップしていくようだ。そんな投稿には24万件を超えるいいねが付いており、佐々木を応援する声の多さを表している。
「未だに大きな批判にさらされつつも芸能活動に復帰できた渡部の姿は、所属事務所との専属契約が解消された東出昌大とは対照的。二人とも女性問題を起こし、女優の妻が夫へのバックアップを口にしている点は一緒ですが、今後の芸能生活では大きな明暗を分けそうです。もちろん、東出の妻である杏が佐々木ほど献身的ではないといったことではまったくなく、東出自身がとことんダメ男だったということに尽きるでしょう。その点では杏がなんとも不憫ですね」(業界関係者)
夫が女性にかかわる騒動を起こした際、あっさりと離婚する芸能人妻は珍しくない。そのなかで佐々木は離婚の道を選ばず、その気配すら一切見せなかったことにより、渡部の活動再開を大きくアシストしたと言えそうだ。
その結果、不出来な夫を気丈に守り抜いた佐々木の評価は、業界内でも大いに高まっているという。世間の評判においても渡部の多目的トイレ騒動直後には、佐々木に対しても心無い言葉がSNS上で数多く浴びせられていたもの。それが今では、彼女を応援する声のほうが大きくなっているというのである。
「そんな佐々木には、多目的トイレ騒動からここまでの一部始終を明かす《告白本》のオファーが出版業界から殺到しています。ファンとしても佐々木が夫の不祥事に苦しむなか、どうやって夫婦関係を維持してきたのか、辛い日々をどうやって切り抜けてきたのかは大いに知りたいところ。すなわちスキャンダルの裏側を暴露するのではなく、《夫婦のありかた》について深く掘り下げることができる本として、佐々木と同世代の女性読者も獲得できるものと期待されています」(前出・業界関係者)
佐々木が2016年にリリースした写真集のタイトルは「かくしごと」。今となってはなんとも意味深なタイトルとなったが、今度はそのかくしごとをぜひ明かしていただきたいものだ。
(浦山信一)