日向坂46の新メンバーオーディションが、3月6日深夜放送の「日向坂で会いましょう」内で放送された告知CMにて解禁。翌7日の正午からエントリー受付が開始された。
2015年11月に「けやき坂46」(ひらがなけやき)として発足した日向坂46は、翌年5月にメンバー12名で活動をスタート。2017年8月には2期生9名が加入し、2018年の「坂道合同オーディション」からは3期生4名が加入。現在は1期生9名、2期生9名、3期生4名の合計22名で活動している。
「3期生を輩出した坂道合同オーディションからすでに4年近くが経過し、新メンバーの追加は時期的に妥当と言えるところ。ただ日向坂46は坂道系では唯一となる《全員選抜制》を維持しており、それがグループのアイデンティティにもなっていることから、新メンバーの加入で選抜制が導入される可能性に危機感を抱くファンも少なくありません。それに加え、8月には新メンバーが発表されるスケジュールから、それまでに卒業が発表されるのではとの不安も高まっています」(アイドル誌ライター)
3月30日・31日にはグループの悲願であった東京ドーム公演も開催する日向坂46。それを花道に卒業するメンバーが出ると予想するのはごく自然な流れだろう。
そこで気になるのは、誰が卒業しそうかということ。可能性としては在籍期間の長い1期生や年長のメンバーということになりそうだが、その一方で今回の発表内容から<卒業しないフラグ>の立ったメンバーもいるというのである。
「今回の新メンバーオーディションではCM映像を2パターン制作。そのなかで大きく取り上げられているメンバーはおそらく、卒業しないのではないでしょうか。3月6日深夜の番組放送時に流れた『自問自答編』では、日向坂46の壁かけカレンダーが大写しになる場面があり、そこには松田好花、加藤史帆、影山優佳の3人が映っていました。よってこの3人は卒業しない可能性が高そうです」(前出・アイドル誌ライター)
そしてあと2人はいずれも、CM中の歌唱シーンにてアップで映っているメンバーだという。一人は6thシングルの「ってか」でセンターを務めた金村美玖。そしてもう一人は最初のシングル4枚でセンターを務めていた小坂菜緒ということになる。
「小坂は体調不良により昨年6月から活動を休止しており、先日に活動再開を発表したばかり。そのため《東京ドーム公演を花道に卒業するのでは》と危惧する声も少なくありません。ところが日向坂46の公式YouTubeチャンネルで公開されている『家族編』の映像では、1stシングル『キュン』の歌唱シーンで小坂がウインクを決める場面がアップになっているのです。ここまで小坂を大きくフィーチャーしたからには、彼女がすぐ卒業することはなさそうだと、ファンも胸を撫でおろしています」(前出・アイドル誌ライター)
この5人が安泰だとして、それでは他のメンバーから卒業者が出るのか。それとも人数が何人になろうとも、グループの特徴である全員選抜制は維持されるのか。8月に新メンバーが発表されるまでの5カ月余り、おひさま(日向坂ファン)たちは不安な日々を過ごすことになりそうだ。