女優の鈴木杏樹に、芸能活動再開の計画がウワサされているという。鈴木は俳優・喜多村緑郎との不貞騒動でダメージを受け、仕事は激減。2020年の舞台を最後に芸能活動は休業中だが、海外で活動を復帰する可能性が取りざたされているというのである。
「日本で芸能活動しずらくなったタレントにとって、頼みの綱と言えるのがNetflixなど海外資本の動画配信サービス。配信ドラマであれば日本の芸能界事情と関係なく出演できる傾向がありますし、鈴木のような不貞は海外ではさほど問題視されないものです。しかも日本の映像作品よりも予算が豊富でギャラも高いという、演者にとって嬉しい環境でもあります」(業界関係者)
ただ配信ドラマに出演したいという役者はいくらでもいるもの。そのなかで鈴木には、彼女ならではのアドバンテージがあるというのだ。
「鈴木はインターナショナルスクール出身なうえ、ロンドンの音楽学校に留学した経験もあり、1990年にはKAKKO名義で英CBSレコードからシングルをリリース。そのため英語はペラペラで、活躍の場は日本向けドラマに限定されないという強みがあります。最近は多様性重視の観点から海外の制作スタジオでも積極的に外国人の役者を起用する傾向にあり、鈴木のように英語が堪能で女優としての実績もある人材は引く手あまたの可能性すらあるのです」(前出・業界関係者)
コロナ禍のため海外との往来が制限されている状況ではあるが、前夫と死別し子供のいない鈴木なら生活の本拠を海外に移すことにも制限が少ないはず。そのうち海外ドラマで「アンジュ・スズキ」が逆輸入女優として人気を博す日が来るのかもしれない。
(浦山信一)