いつもクールな彼女が涙顔に! その理由がファンをキュンとさせていたようだ。
6月13日深夜放送の「新・乃木坂スター誕生!」(日本テレビ系)では、堀内孝雄がゲスト出演。まずは乃木坂5期生の池田瑛紗、菅原咲月と共に「君のひとみは10000ボルト」を熱唱し、スタジオはすっかり温まっていた。
次に歌ったのは「遠くで汽笛を聞きながら」。ギター歴5年の奥田いろはがアコースティックギターを弾きながら、芸能歴で50年先輩の堀内と合唱するという夢舞台だ。
「ギターを演奏しながら歌唱する“弾き語り”に苦戦し、時には押さえるコードを間違えつつも、しっかりと名曲バラードを歌い上げた奥田。いつもはひな壇にて笑顔で手拍子を送るメンバーたちも、この曲では神妙な顔つきでゆっくりと体を揺らしているのが印象的でした」(アイドル誌ライター)
歌い終わった奥田がホッとした様子で笑顔を見せると、ひな壇メンバーたちも拍手で祝福。井上和は「満足感がすごくて」との感想を口にしていた。さらに、同番組を通して良い曲がたくさんあることを知ったと語り、「明日からリピートします」と宣言だ。
次に、中西も曲の感想を語り始めたのだが、語り口は妙にとつとつとしていた。奥田の歌唱中には顔のすぐ前で小さく拍手しながら、思いつめたような表情を見せていた中西。そして感想を語る際にもやはり、思い詰めたような顔つきとなっていたのである。
「中西はゆっくりとした口調で『ギターの優しい音圧と…なんか…二人の声が…すごく合ってて…うわぁってなりました』と噛みしめるように吐露。最後は口元を押さえていました。その目は潤んでおり、鼻をすする音も聞こえるなど、明らかに涙をにじませていたのです」(前出・アイドル誌ライター)
感受性が高いイメージの中西だが、まさか同期メンバーの歌に感動して涙を見せるとは。この場面では乃木坂ファンのあいだでも<アルルが泣いてる!>と驚きが広がっていたようだ。
そんな中西を見て、堀内が「嬉しいですね、こういうのってひょっとした年代も超えんのかな?」と訊ねると、MCのオズワルド伊藤は「あのアルルが泣いてるんですから」と返答。どうやら中西が泣くかどうかが今後、昭和の曲が令和のアイドルに届いているかどうかの基準になるのかもしれない。
※トップ画像は©乃木坂46LLC.