その気持ち、中高年の視聴者なら寄り添えたのかもしれない。
8年前からハワイに拠点を置き、現地で子育てに勤しんでいる梨花が7月16日放送の「人生最高レストラン」(TBS系)に出演。現在のハワイ生活に加えて、日本に帰国した際のエピソードなどを披露した。その際、つい年齢が表れてしまう場面があったという。
かつてはバラエティ番組の女王として活躍していた梨花。ハワイ移住後はテレビ出演の機会もめっきりと減り、今回が久しぶりのバラエティ番組出演となっていた。
ここでMCの加藤浩次は「日本に帰ってきて、ハワイと両方の生活だと思うけど、日本でバラエティに出たいっていうのはある?」と質問。すると梨花は「需要があるのなら、ちょこっと出させてもらえたら」と語り、今後のバラエティ出演に期待感をにじませていた。
「加藤はすかさず『気を付けろよ。昔のノリでいったらえらいことになる』と忠告。ひと昔前なら見過ごされていたような暴言や失言も、ネット時代の現在ではあっという間に拡散されてしまうため、言葉選びに気を付けろとの意味でしょう。ところが梨花は何を勘違いしたのか、明後日の方向で答えを返していました」(芸能ライター)
加藤に「分かる~」と答えた梨花は、「今日、テレビ用のファンデーション買いましたから」とアピール。これには女将役の島崎和歌子が「まずそっち?」と驚いたのも当然だろう。
だが梨花は「テレビって実物より細かく映っちゃうんですよ」と主張。どうやら地上波テレビがHD化したことで、以前より肌の質感などが伝わりやすいことについて語っているようだ。
いったいいつの話だと訝るところだが、日本のテレビ界を離れて久しいことから、これはしょうがない反応か。だがその次のセリフで、彼女のアラフィフぶり(49歳)が露わになったというのである。
「梨花は『たまに出ると、もうみなさんスゴいんですから』と言いながら、両手の指を前に出してゆらゆら動かしました。どうやらそれは、パソコンのタイピングを示している様子。加藤は一瞬その仕草が分からなかったようで、ほんの少しの間をおいてから『書き込みが?』と訊ねていました。加藤が戸惑っていたように、令和時代のネット書き込みはほぼすべてがスマホに移行。せめて左手に持ったスマホを右手で操作するフリをすればいいのに、まさかタイピングの手つきでSNSの書き込みを表現するとは、梨花も年を取ったものだなあと実感させられましたね」(前出・芸能ライター)
2012年には自身のブランド「Maison de Reefur」をスタートさせ、オープン時には2000人が来店という伝説を作ったものの、経営難から2019年にはあえなく閉鎖。スマホでのマーケティングを本格化させる間もなかったようだ。
とはいえハワイでも日常生活ではスマホを使っているはず。ブランド経営ではパソコンとにらめっこしている姿もよく映っていたが、今でもハワイではパソコンを使う機会が多いのか。なんとも気になるところだ。