最後は同じチームの味方にも呆れられてしまっていたようだ。9月4日深夜放送の「日向坂で会いましょう」(テレビ東京系)では、前回に引き続いて「日向坂46クイズバトル」が開催された。
今回は決勝戦となり、MCのオードリー春日から「来年の某高校生のクイズ大会応援サポーターに知り合いDを通じて猛プッシュ」してもらう権利を賭けて、3組のチームが優勝を目指してクイズに挑んだ。
クイズ番組での活躍も目覚ましい絶対女王の影山優佳は春日とペアを組み、チーム「東大を目指していた王」を結成。高身長揃いの「チーム天まで届く美女たち」(佐々木久美、濱岸ひより、髙橋未来虹)、そしておしゃれ揃いの「チームおしゃ」(佐々木美玲、高本彩花、金村美玖)が、シンプルな早押しクイズに挑戦した。
出題ジャンルは各メンバーが得意とする分野が用意されていたものの、影山はジャンルに関係なく正解を続出。問題を読み上げる途中で残りの問題文を推測し、早押し合戦を制するという高等テクニックで、他の追随を許さない様子だ。
「するとチームおしゃの金村から『春日さんがずっと押してないです』とのクレームが入ることに。春日はあえて影山に譲っていると言い訳するも、今回の出演者で最年少の髙橋からも『意味あるのかな?』と、その存在意義に疑問を呈される始末でした。そんな春日は言うに事を欠いて『影山くんに答えてほしい。それを求めているから、全員が』とまで言い放ち、自分は不要だと宣言したも同然だったのです」(アイドル誌ライター)
そんな春日とペアを組む影山はどうやら、ハナから春日に期待していない様子。それも戦略の一つではあるものの、やはりクイズはチーム戦とあって、影山が春日の働きに不満顔を示す場面もあった。
中盤では「得点倍増ジャンプアップクイズ」と題して、チーム代表者によるバランスボール対決を開催。春日は永久に乗っていられると豪語していたが、結果は最初に脱落してしまい、影山から「春日さ~ん」と非難めいた声があがる始末だった。
後半では、正解チームが他のチームと得点を交換できるという逆転タイムに突入。制限時間5分とうたってはいるものの、実質的には最終問題で勝敗が決することは明らかだ。
その仕組みには影山も当然、気づいているはずだが、そこはクイズ女王の血が騒ぐのか、次々と正解を連発。やがて残り時間は尽き、最後の1問を迎えて、東大王チームにはクイズジャンルの選択権が与えられたのだが…。
「ここで春日は能天気に『丹生ちゃんで!』と叫び、日向坂メンバーの丹生明里に関する問題をチョイス。これでは他の仲良しメンバーにもチャンスが広がるのは明らかで、それまで終始笑顔だった影山が『えっ!?』と叫び、春日の顔を『信じられない…』と言いたげな冷めた目つきで見ていたのが印象的でしたね」(前出・アイドル誌ライター)
案の定、正解はチーム天まで届く美女たちにかっさらわれ、得点を奪われることに。その瞬間、影山は苦笑いしながら手を振り、無念さをゴマかしていたのだった。
このように他チームのメンバーからは「意味あるのかな」とディスられ、味方の影山からもその行動を疎まれていた春日。ブーイングまみれの有様は、メンバー内に「春日派」がほとんどいないもの当然だと、視聴者もあらためて実感したに違いないだろう。