モデルのKoki,が「帯踏みCM騒動」の余波を速やかに払拭できたようだ。
Koki,は自身がキャンペーンモデルを務めていた高級ブランド「ヴァレンティノ」のCM映像で、着物の帯を踏む演出が世間からの猛バッシングを受けることに。ヴァレンティノ側は謝罪のうえCM映像を削除し、Koki,も自身のインスタグラムからヴァレンティノのCMに関する画像をすべて削除していた。
「こういった騒動が発生した場合、活動をしばらく自粛して事態の沈静化を待つケースが多いもの。それがKoki,の場合はまったく逆の手法で、ヴァレンティノ色を一掃することに成功しました。それは他のブランドを前面に押し出すこと。彼女は騒動以降、ブルガリやエスティ ローダー、ルイ・ヴィトン、フィラといった一流ブランドのアイテムを手にした画像を次々と公開。その姿はまるで“一人ファッション誌”状態であり、もはやヴァレンティノのイメージはどこかに消え去ったかのようです」(女性誌ライター)
なかでも4月7日に公開したフィラのテニスウェア姿は、短いスカートから伸びる美脚のイメージが鮮烈。これまでスポーティーなイメージがあまりなかったことから、そのギャップが大きなインパクトとなっているようだ。
「彼女はブルガリやシャネルのアンバサダーを務めるほか、エスティ ローダーでは日本人初のグローバルスポークスモデルに就任。さらにはコーチとコラボしたりルイ・ヴィトンでは内覧会のモデルを務めるなど、ハイブランドを総なめにしてきました。その重任ぶりには《節操がない》との批判もあったものの、今回のようなトラブルが発生した場合には、特定のブランドと命運を共にしないで済むというメリットも判明したようです」(前出・女性誌ライター)
ファンのほうは、Koki,が次にどこのブランドとコラボするのかを楽しみにしていることだろう。