2月19日に授賞式と制服ファッションショーが開催された「日本制服アワード」(主催:CONOMi)。その記念すべき第10回大会で女子グランプリに輝いたみとゆなに、asageiMUSEでは単独インタビューを行った。
今回“日本一制服の似合う女子”に選ばれたみとゆなは2021年、恋愛リアリティ番組「今日、好きになりました。」シリーズにて「秋桜編」「花梨編」「蜜柑編」に出演。ティーンから絶大な支持を獲得し、インスタグラムのフォロワー数は出演前後で300倍以上に増えたという。今ではインフルエンサーとして人気の彼女に、制服にまつわる思い出や今後の抱負について聞いた。
【プロフィール】
みとゆな(水戸由菜)。2004年4月7日生まれ、神奈川県出身。YouTubeやTikTok動画がティーン女子から高い支持を受けており、モデル・インフルエンサーとして活躍中。中1で初めて訪れた原宿にてスカウトされ、芸能事務所に所属。2021年「今日、好きになりました。」(ABEMA)出演で人気が爆発した。ファンマークは緑の丸で、両手で丸を作る「みとゆなポーズ」がトレードマーク。3月4日開催の「EXIA Presents KANSAI COLLECTION 2023 S/S」、および同日放送のバラエティ番組「朝メシまで。」(テレビ朝日系)に出演を予定している。インスタグラム・TikTok @yuna_3047
――「制服アワード」のオーディションで印象に残っているエピソードや思い出を教えてください。
みとゆな 私的には最終面接に行けたこと自体がスゴいと思っていたので、最終面接後には「これでグランプリ取れたらいいな」という感じで、落ち着きつつ願っていました。受賞後は準グランプリの瀨里来愛ちゃんが中3というのにびっくりして、身長も高いしすごい可愛いし、私が高3だから「まだ中3なの!?」って驚きました。私が中3の時はめっちゃ芋だったので、スゴいなあって思います。カタログ撮影ではずっと一緒だったので、けっこう仲良くなりました。
――カタログ撮影はどんな感じでしたか?
みとゆな 2日間かけて撮影したんですけど、けっこうバタバタでした。着替えるのも全部制服なので、ボタンを一つ一つ取って着替えることになりますし、撮影が冬だったんですけど屋外で夏服のポロシャツを着て、スタッフさんから「夏っぽく~」みたいな感じで言われたりしました。その時は自分の頭の中で「もう暑いよね、逆に暑いよね」って思いこみながら撮影しましたね。
――中学~高校と制服を着て過ごしてきたなか、心に残っているエピソードを教えてください。
みとゆな 最近なんですけど、制服のブレザーを紛失しちゃったんです。お仕事で学校に行けなくて、制服を椅子に掛けたままにしておいたんです。そうしたら長期休みに入ってしまって、制服もそのまま。次に荷物を取りに学校に行った時にはどっかに行ってしまっていました。来月卒業式なので、後輩に借りる予定です。
――もうすぐ卒業ですが、制服コーデでやってみたいことはありますか。
みとゆな TikTokで流れてきたのを見たんですけど、夏に制服のままで海に飛び込んでみたい! すごく青春だなって思います。実は高2の夏に飛び込んでみようと思って、友達と一緒に学校から近いところにある海に行ったんです。でもその海がなんか海藻だらけでキレイじゃなくて、これは飛び込みたくないよねって断念しました。だからキレイな海で青春っぽいことしたいなって思います。
――まだ季節は冬ですが、今の時期にやってみたいことは?
みとゆな 冬だからこそ、寒いからこその、制服ディズニーとか楽しいだろうなって思います。卒業したらコスプレになっちゃうので、今のうちに友達と行きたいですね。
――制服アワードの授賞式では「緊張しないタイプ」と語っていましたが、耳が真っ赤になっていました。
みとゆな ちょっと赤面症なのか、すぐ真っ赤になっちゃうんです。とくにドキドキしていたわけではないんですが、体温が上がっていたのかも。授賞式や制服ファッションショーには落ち着いて臨めました。
――今回の授賞式は原宿で開催されましたが、スカウトされたのも原宿でした。
みとゆな スカウトしてもらったのも原宿ですし、今回の会場は事務所に入って初めて撮影の練習をした場所なんです。ここで撮影練習させていただいて、もう5年くらい前のことなので懐かしいです。スカウトしてもらった方は、いまでもずっと私のマネージャーさんをしてくださっていますし、私の成長できた姿を見てもらえた感じがしてすごく嬉しい。もっともっと頑張らなきゃなと思いました。
――その5年間、SNSやYouTube、TikTokで活躍してきました。ネットで発信する際に意識していることや心がけていることはありますか。
みとゆな 私のファンネームが「みともだち」で、友達みたいな関係でずっと居ようっていう意味も込められているので、配信やSNSでは本当の友達っぽく話しかけています。ライブ配信を見ていただけたら分かるんですけど、ゆるくのんびりとやっているので、飾らずに近くにいる友達のような雰囲気で居続けるために、そういった面は意識しています。
――まだSNSでもあまり発信したことのない一面があれば教えてください。
みとゆな 私、周りの人と視点や考え方が違っている部分があって、友達からも「ゆなってなんか、視点が違うよね」みたいに言われることも多いんです。だから私の伝えたいことがあって、それが100%伝えられていないかもしれません。だから私にしかない考え方とか、そういうものを100%伝えられるようにしていきたいなと思います。
――「今日、好きになりました。」の出演前と出演後で、変化したことは。
みとゆな 出演前後ではもう、全然違う生活になりました。番組に出る前はインスタグラムのフォロワーが800人だったんですが、いまでは27万人もの方がフォローしてくださっています。出演中は自分が思っている以上に応援していただけて、励ましてもらえたので、それを恩返しできるように活動していきたいなと思います。
――今後はどんな仕事に力を入れていきたいですか。
みとゆな 演技のお仕事もやってみたいですし、ファッションショーなどのイベントは継続的にやっていきたいし、いまやらせていただいているお仕事も続けたい。やったことのないお仕事をもっと経験したいと思っています。まだ高校生ですし、高校を卒業してもまだ若いと言っていただける年齢なので、いろいろなことに挑戦して、私の魅力と感じてもらえる部分をもっと発信していけたらいいなと思っています。
――後輩たちに伝えたい制服の着こなし方について教えてください。
みとゆな いまはスカートをぐるぐるに折って短くして、カーディガンは長いのを着ている子が多いですよね。すごく可愛いんですけど、ほぼスカートが見えないのはちょっともったいないなって思います。だからカーディガンはダボッと着崩しながら、スカートがちょっと見えるくらいの長さにすると可愛いと思います。
――制服アワードには日本全国から応募があるなか、これから応募する人たちに向けて、アドバイスをお願いします。
みとゆな 地方に住んでいると物理的な距離は遠いかもしれませんけど、結局やってみないことには何も分からないですし、自分の人生における一つの経験としてちょっとでも「応募してみようかな」と思えるのなら、ぜひ応募してほしいなと思います。絶対に自分がグランプリを獲るという強い気持ちも大事ですし、そんなに深く考えないで気楽に応募してみるのもいいと思います。
(取材協力:細井彩香/撮影:M.Yamazaki)