元東大王の鈴木光に「就職内定」報道が出た理由とは?

 この3月に東京大学を卒業し、クイズ番組「東大王」(TBS系)からも卒業した鈴木光。3月29日と30日に開催されたイベント「東大王 春のファン祭り2021」を最後に芸能活動を終了し、今後のメディア出演はないと断言している。

 その鈴木は目標としていた司法試験に落ちてしまい、現在は5月の次回試験に向けて勉強の毎日。6月からは渉外弁護士事務所のインターンになることも明かしているが、実はすでに就職先が内定しているというのである。

「4月20日付の『文春オンライン』では、彼女が四大法律事務所の一つに就職が内定していると報じています。昨年12月にZOOMで行われた内定者懇親会にも顔を出していたとの情報も掲載しており、どうやら内定との情報は本当のようです」(週刊誌記者)

 しかしインターンと就職内定は同じものではないはず。しかも、まだ司法試験に受かっていない彼女がすでに法律事務所に内定したというのも奇妙な話に思える。だが法曹分野を目指す人にとって今回の報道は、実に合点がいく話だというのだ。

「鈴木は法科大学院に進学することなく、法曹界への最短ルートである『予備試験』に合格し、司法試験本試験の受験資格を取得しました。この予備試験は合格率4%前後という狭き門で、ここを突破できた者は相当に優秀な人材だと言えます。そのため大手の法律事務所では予備試験の合格者を積極的に採用しており、本試験に合格する前の時点で内定を出しているのです」(前出・週刊誌記者)

 大手法律事務所は弁護士志望者にとっては憧れの就職先で、「入りたかったけど就職できなかった」という例はいくらでもある。その選ばれた場所に東大在学中から内定していたあたり、鈴木の優秀さは誰の目にも明らかなようだ。

※トップ画像は鈴木光公式ツイッター(@tanukikaitaiyo)より。