話題急上昇中のお笑いトリオ「ぼる塾」が演技に初挑戦だ。月間7000万PVの人気ブログ「まめきちまめこ ニートの日常」がついに実写化され、そのキャストにぼる塾の3人が選ばれたもの。
ぼる塾が出演しているのは「LINE NEWS」の動画プロジェクト「VISION」において、6月16日から毎週更新で公開されている「まめきちまめこ×ぼる塾 ニートの日常」という作品。同ブログの中から人気のエピソード8本を選りすぐり、スマホ専用映像として実写化したものだ。
配役は主役のニート・まめこを田辺智加が務め、あんりが愛犬のこまちを、きりやはるかが愛猫のタビを演じている。原作同様、セリフがあるのは田辺のみで、犬猫役の二人はペットになりきった演技を披露。スマホならではの縦長画面を活かし、上段にマンガのコマを、下段に実写映像を配置するという独特の画面構成も見どころのひとつとなっている。
「サビトラの着ぐるみを身に着けたはるかは可愛らしさを存分に発揮。ゴールデンレトリーバー役のあんりは原作さながらのふてぶてしさを忠実に再現しています。そして田辺さんも原作同様に緑色のスウェット上下を着用しており、そのフォルムはまるで緑のドラえもん。普段通りのゆる~いしゃべりが原作の内容にマッチしており、ぼる塾を起用したのは大正解だと思わせる出来栄えです」(エンタメ系ライター)
その映像では各話の後半に、ぼる塾による「アフタートーク」を挿入。各回のストーリーに対応したエピソードを披露している。ここで明かした田辺のニートぶりが、主人公のまめこに負けずとも劣らないというのだ。
※注:以下、ネタバレが含まれます※
「#1でぼる塾は『下積み時代のニートな日々』についてトーク。あんりとはるかは19歳で吉本の養成所に入り、二十歳でデビューと説明したのに対し、田辺さんは29歳で養成所に入ったという経歴を語り、30歳からの下積みについて『怖いよね! いま考えるとぞっとするよ~』と明かしていました。ここで『正直私、ニート歴もめっちゃ長い』と語った田辺さんは、他の芸人たちが下積み時代にいろんなバイトを重ねていることに触れ、『私バイトしてない』と告白していたのです」(前出・エンタメ系ライター)
千葉県出身の田辺は、今年3月にはるかと共同で部屋を借りるまでは37年間にわたって実家暮らしを続けていたという。しかしいくら実家とは言えバイトすることなく生活し続けるのはほとんど無理なはずだが…。
「あんりから『お金どうしてたの?』と問われた田辺さんは、恥ずかしそうに『おじいちゃんか弟に』と告白。その答えに『もらってたってこと?』(あんり)、『29で!?』(はるか)と二人は驚いていました。田辺さんは『恩返しするよ、ちゃんと。今までの分、ちゃんと(家に)入れてるよ』と言い訳していましたが、ここではるかが『ほんと~? 高い化粧品使ってるよ』とツッコミ。あんりも『まだ全額はいけてないでしょ? なんで高い化粧品買っちゃうのよ?』となじると、田辺さんは『いいのいいの、ちょっとずつ。人生まだ長いから』と涼しい顔だったのです」(前出・エンタメ系ライター)
二人の心配もどこ吹く風という様子だった田辺。自身が演じるまめこを上回るニートぶりに、相方の二人も驚くばかりだったようだ。