モデルのトラウデン直美が、5月からスペシャルキャスターを務めている情報番組の「めざまし8」(フジテレビ系)にて身体を張ったロケに挑戦。そのロケ中で「魔法の言葉」に救われる場面があったという。
6月24日の放送では「コロナ禍で“ゴミ屋敷”増 共通の特徴とは」と題したコーナーにて、実際にゴミ屋敷の掃除を手伝うことに。都内に住む20代女性の家を掃除し、散らかってしまう理由を探るというものだ。
黄色いツナギを着てゴミ屋敷に突入したトラウデンは「足の踏み場! どうしよう、ねえどうしよう!?」と、のっけから困惑の表情。マンションの室内には玄関からいきなりゴミが散乱しており、絵に描いたようなゴミ屋敷となっていた。
その惨状にスタジオでVTRを見ていたMCの谷原章介も顔をしかめ、永島優美アナに至ってはおぞましいものを見る表情に。そして当のトラウデンも「すごいぞこれは、どうしたらこうなるんだ?」と呆れ顔となっていたのである。
「まずはユニットバスの掃除から始めたトラウデン。そこには食べ終わった弁当の容器や飲みかけのペットボトルなどが散乱しており、ゴミを拾ってはゴミ袋に入れていく彼女もイヤそうな表情です。その姿にツイッターでは《なんでこんな事私してるんだろう?が、発言の節々や態度に思いっきり出てる》と指摘されていました」(女性誌ライター)
もっとも、総重量500キロに及ぶゴミを片付けるとなれば、表情や声にイヤな気分が出てしまうのも無理のないところ。そんな彼女を、今回のゴミ屋敷掃除を担当した清掃業者の社長が救ったというのである。
「ユニットバスで食事をするのにハマっていたと語る住人女性に対し、トラウデンは目を見開いて『どういうハマり!?』と反問。すると社長がすかさず『いろんな方がいらっしゃいますから』と助け船を出し、『トラウデンさんの物差しで測れない方もたくさん世の中にはいらっしゃいますので』と、分かりやすい言葉で諭していたのです」(前出・女性誌ライター)
その言葉で我に返ったトラウデンは笑顔で「そうですよね! それが知りたくて私は今日来てますから」と、気合を入れ直すことに。そこから15分かけてバスルームの掃除を完了すると、社長から「流石っすねえ」とお褒めの言葉。彼女も「シャア!」と会心の雄たけびで応えていた。
「さすがにゴミ屋敷の掃除は特殊な例かもしれませんが、情報番組ではほかにも過酷なロケがつきもの。そこでいちいちイヤな顔を見せていたら番組が成り立ちませんし、タレントとしての評価にも影響しかねません。そんな状況になりかけていたトラウデンに清掃業者の社長は正面から否定するのではなく、《トラウデンさんの物差しで測れない方がいる》という表現で助け舟を出したのは流石でした。業者の方は普段から依頼主を傷つけないように、ゴミだらけの部屋を見たら《これは登山が大変ですね》と場を和ませるなど、表現を工夫しているそうです」(前出・テレビ誌ライター)
社長からの“魔法の言葉”でお仕事モードに切り替わったトラウデンは、取材者らしい鋭い目つきに変化。汗だくになって「メイクなんかしてこなきゃよかった」とコボしつつも、首からタオルをブラさげるというモデルらしからぬ姿で4時間もの掃除を終わらせていた。どうやら今回のゴミ屋敷ロケで、彼女は一皮むけたのではないだろうか。