小嶋陽菜はいまや完全に経営者の顔となっていた! 自らが手掛けるブランド「Her lip to」のクリエイティブディレクターとして語った言葉に、アイドル時代の彼女からは想像できない一面が顔をのぞかせたようだ。
小嶋はオンライン展示会の「ITトレンドEXPO 2021 summer」にて7月7日、オンライン配信された特別セッションに登壇。「アイドルから経営者へ、小嶋陽菜が考えるこれからのキャリア」と題して、先月3周年を迎えた自らのブランドについて現状やビジョンを説明した。
「このセッションで小嶋は経営者やクリエイターとしての視点から、自分のブランドにどう向き合っているかを説明。動画のクリエイティブではキャプションの1文字にまでこだわるなど、妥協しない姿勢を示しました。33歳となったいまは若い世代のリサーチも重視しており、ネットサーフィンに加えてTikTokもよく観ているのだとか。その一方で他の経営者が書いたツイートやnoteも読み漁るなど、先人の知恵も貪欲に吸収しているそうです」(ネット系ライター)
ここで小嶋が見せた姿は元アイドルというよりも、まさに30代前半の女性経営者そのもの。その話題は自社のデジタル環境にも及んでいたというのである。
「社内のコミュニケーションには『Slack』を使っているとのこと。以前はLINEでやり取りしていたもののタスク漏れが発生したことから、トークの履歴を追いやすい『Slack』を活用することにしたそうです。それも含めて、業務を進めるうえでミスが出ないように『DX化』を進めていると強調。よもや小嶋の口からSlackやDXという単語が出てきたことに、驚きを隠せなかった聴講者も少なくなかったことでしょう」(前出・ネット系ライター)
あらゆる企業が推進を迫られている「DX」(デジタル・トランスフォーメーション)だが、その障壁になりがちなのが経営層のデジタルに対する無理解。その点で「Her lip to」ではトップの小嶋がDX化の旗を振っており、社員も安心して業務に励むことができそうだ。