小芝風花「彼女はキレイだった」、自らネタばらしの展開が早すぎて面白すぎ!

 まさか自分から正体を明かしちゃった!? 7月13日放送のドラマ「彼女はキレイだった」(フジテレビ系)第2話のラストシーンに、視聴者が驚きの声をあげていたようだ。

 本ドラマではヒロインの佐藤愛(小芝風花)が大手出版社に中途採用されるも、配属された編集部にやってきた上司は小学校時代の幼馴染だった長谷部宗介(中島健人)。しかし愛は、スーパー美少女だった自分が今ではダサ女子に変わってしまい、その一方でおデブだった宗介がイケメンのエリートに成長していたことにショックを受け、親友で超美人の梨沙(佐久間由衣)を自分の身代わりに立て、自分の正体は「同姓同名の別人」として隠すこととなった。

 第2話では海外の大物デザイナーと商談すべく、宗介と荷物持ちの愛がタクシーで空港に向かう。しかし宗介の指示不足が原因で羽田空港に行くはずが成田空港に向かってしまうというトラブルが発生した。

 愛の機転でなんとか商談には間に合ったものの、宗介は愛を「役立たず」と断罪。これで堪忍袋の緒が切れた愛は「あなたは人間を見ていない!」と、タブレットばかりを見ている宗介をなじり、ほのかな憧れも消え失せることとなった。

「愛は編集部の先輩である拓也に誘われ、飲みに行くことに。しこたま酔っ払った愛は宗介への文句を連ねたあげく、宗介に電話をかけて『言っとくけど、同姓同名じゃないからね。私はね、春が丘小学校5年2組の佐藤愛。あなたの知ってる佐藤愛なの!』と言い放ったのです。本作は韓流ドラマのリメイクですが、本家では全16話中の第11話でヒロインの正体が判明していることから、視聴者から《韓国版より展開早すぎてびっくり》との声が出ていたのも当然でしょう」(テレビ誌ライター)

ダサ女子の愛(小芝風花)がどう脱皮していくのかに注目が集まる。ドラマ「彼女はキレイだった」公式ツイッター(@kanokire)より。

 原作を知らない視聴者も、序盤の2話でいきなりのネタばらしには<もう正体バラしちゃうの!?>とビックリ。その一方で、この目まぐるしい展開を面白がる声もまた、続出しているというのだ。

「本ドラマでは小芝が頭ぼさぼさのダサ女子を演じる姿に無理があるとして前評判はイマイチだったのですが、いざ始まってみるとコメディエンヌの才能を持つ小芝がすれ違いコメディの面白さを際立たせており、視聴者を惹きつけることに。第2話での正体バラしもジェットコースターのような急展開が面白いと受け入れられているようです」(前出・テレビ誌ライター)

 それに加えて、愛の身代わりを演じる佐久間がモデルばりの衣装を次々と着替える様子が目に美しく、女性視聴者の興味を惹くことに。そして、何かと批判されがちなジャニーズタレントの出演に関しても、Sexy Zone中島健人が嫌味あふれるイケメン編集者を好演。無駄に素肌を見せる演出もジャニヲタ視聴者に好評なのは当然として、一般視聴者からもコミカルなシーンとして受け入れられているようだ。

「そのなかで小芝のファンが期待しているのは、彼女がどう美しくなっていくのか。年齢と共に美しさを増し、いまやコスメブランドのCMキャラを務めている小芝ゆえ、いざ目覚めたらどれだけの美人に仕上がってくるのか。ファンは楽しみでならないことでしょう」(前出・テレビ誌ライター)

 第3話の予告映像では早くも宗介と愛が接近する様子が描かれていた。果たして二人の恋は成就するのか、それとも美人になっていく愛に他の男子が寄ってくるのか。小芝ファンならずとも今後の展開に興味が高まるところだろう。