齋藤飛鳥をセンターに押し上げた「乃木坂工事中」の神回とは?

 齋藤飛鳥のファンならやはり、あの回を思い浮かべるに違いないだろう。

 10月17日放送の「乃木坂工事中」(テレビ東京系)では「祝!番組10周年!クイズ3万人に聞きました」と題し、同番組の前身となる「乃木坂って、どこ?」も含め、冠番組放送10年間の中から視聴者が選んだ好きな回をランキング。メンバーがクイズ形式で予想することとなった。

「メンバーが正解できたのは2位、3位、5位、10位の4つのみで、肝心の1位は分からないまま。正解発表が次週送りになったことから放送後にはファンによる予想合戦が繰り広げられ、《乃木どこ最終回》がツイッターのトレンド入りすることになりました。どうやら、2015年4月6日の放送回を1位と予想した人が多かったようです」(アイドル誌編集者)

 その回はMCのバナナマンが<次回で「乃木坂って、どこ?」が終了>と告げて、メンバーが大号泣したというもの。実際には番組のタイトルが替わるだけというドッキリだった。そしてもう一つ、多くのファンが挙げていたのが、2016年2月放送の「好きです先輩 乃木坂46バレンタイン2016 1期生へプレゼントを渡そう」という回だ。

 これは2期生が、自分の好きな1期生一人だけにバレンタインプレゼントをあげるというもので、<我こそはプレゼントをもらえる>と自信のある1期生が立候補するという内容となっていた。

 ここで1期生の齋藤飛鳥は3人の2期生に対し立候補したものの、見事に全員からフラれてしまい、泣き出してしまう展開に。1期生最年少の齋藤はそれまであまり前に出てこないタイプだっただけに、3回も立候補したアグレッシブな姿勢がファンに強い印象を与え、この回が齋藤にとって圧倒的人気を得るきっかけとなったとされている。

齋藤飛鳥が初センターを務めた15thシングル「裸足でSummer」。

「この放送から5カ月後にリリースされた15thシングル『裸足でSummer』の選抜発表で、齋藤は初センターに抜擢されています。それもあって齋藤のファンにとってはこの回が『乃木坂工事中』の中でも最も大切な神回として、いまだに根深い人気を誇っているのです」(前出・アイドル誌編集者)

 次週10月24日の放送で明かされるであろう好きな回1位。果たして、どの回が選ばれるのか大いに楽しみなことだろう。