果たして人気アイドルは第1ステージを突破できるのか!? 12月28日に放送される「SASUKE2021」（TBS系）に、日向坂46・東村芽依が出場することが明かされ、ファンを喜ばせている。
その東村はふにゃふにゃしたしゃべり方とは裏腹に、グループ内では体力お化けと称されるフィジカルの持ち主。筋力、瞬発力、走力などあらゆるジャンルで突出しており、その実力は冠番組「日向坂で会いましょう」（テレビ東京系）の運動企画でMCのオードリー春日にも勝ったことがあるほどだ。
これまで日本人女性は一人しか第一ステージを突破していない「SASUKE」だが、東村のフィジカルを知るファンの間では二人目の突破者になる可能性も取りざたされているという。しかも彼女は、SASUKEでおなじみの障害物を突破した実績を持っているというのだ。
「SASUKE名物の一つが『そり立つ壁』。身軽さと瞬発力が必要な障害で、筋力自慢の挑戦者がここで脱落してしまうケースも珍しくありません。その『そり立つ壁』を模したセットを、東村は自慢の瞬発力と筋力でクリアしたことがあるのです」（アイドル誌ライター）
こちらが本家「そり立つ壁」。多くの強者がここで道を阻まれてきた。「SASUKE」公式ツイッター（@sasuke_tbs）より。
それは2020年12月6日放送の「日向坂で会いましょう」で行われた「KASUKE」という企画でのこと。番組ではスタジオに“そりたつ壁”ならぬ「そり立たない壁」を用意。予算の都合から本物のような円弧の形状は再現できなかったものの、壁の上部には30度のオーバーハングが設けられ、本家の難しさを体験できる代物となっていた。
最初に挑戦したのは身長168センチのキャプテン佐々木久美。ジャンプ一番、高さ2.4メートルの壁には簡単に手が届いたものの、やはりオーバーハングは大敵。まったく歯が立たずに脱落だ。続いて挑戦したのは169.5センチと日向坂46で最長身の高橋。こちらもやはりオーバーハングに阻まれてしまい、登れる気配がないままに終了していた。
3人目の齊藤京子は155センチの身長が災いし、壁の上に手が届くことなく断念。そして最後に登場した東村は齊藤よりもさらに小さい154センチの小兵だが、果たして結果はどうだったのか。
「身軽なジャンプであっさりと壁の上に手が届いた東村。そこから腕力で身体を持ち上げ、片ヒジを載せるところまでは成功したものの、壁の上に脚を掛ける際にバランスを崩して落下です。二回目も同様に落下してしまい、最後のチャンスとなる三回目。ここでは左脚のつま先を壁の上に載せることに成功し、ついで両ヒジも壁の上に。そこから上半身全体の力を使ってずりずりと身体を持ち上げ、最後は左ヒザを壁の上に載せたことで見事、登りきることに成功していました」（前出・アイドル誌ライター）
そんな東村が「SASUKE」本番でもそり立つ壁をクリアできていたのなら、「日向坂で会いましょう」スタッフの功績と言えるのかもしれない。
