美人女優は幼い時から飛びぬけて可愛らしかったようだ。
3月2日放送の「今夜くらべてみました」(日本テレビ系)では「華麗なる名門女子校生活」と題し、幼稚園から女子大まで学習院一筋のアーティストchayや、熊本・玉名女子高出身の3時のヒロイン・ゆめっちらが出演。女子校時代の思い出に花を咲かせていた。
出演者は当時の様子を再現した制服で登場。コントで見慣れた風のあるゆめっちや、バタくさい顔付きで妙にコス感にあふれるchayも可愛らしかったが、なにより自然な着こなしで視聴者を驚かせたのが、御年64歳のかたせ梨乃だったのである。
「かたせが卒業した雙葉学園は、東京で“女子校御三家”に数えられる名門校。学業面でも優秀で、昨年は東大に8名、早稲田と慶應にはそれぞれ50名超が合格しています。またお嬢様ぶりでは御三家でも随一で、かたせの在籍当時は靴下は三つ折り、髪は肩につく長さだと三つ編みという決まり。服装が乱れていると先生から《それは雙葉らしいのかしら?》とそれとなく注意されるという話が印象的でした」(女性誌ライター)
番組では3人が女子校生だった当時の写真も紹介。ゆめっちは全国大会の常連という名門の吹奏楽部に所属し、しかも寮生活だったことから、服は制服かジャージしか着たことがなかったという。吹奏楽部では校舎の周りを走らせられていたそうで、日焼けした姿はワイルド系の美少女といった様子だ。
一方のchayは幼いころからピアノやバレエなど様々な習い事をしていたお嬢様。幼少時の写真は子役モデルかと見まごうばかりの可愛らしさで、この美少女が成長するとあの美人アーティストになるのかと、視聴者も感心していたことだろう。
「その二人以上に視聴者を驚かせたのが、小六当時の写真を公開したかたせ。髪型は横ワケのショートカットで、デビュー当時の山口百恵と言えば分かるでしょうか。きりっとした顔つきは掛け値なしの美少女で、宝塚音楽学校の新入生だと言われても納得できるほどに大人びた様子が印象的でした。中学ではバスケ部に在籍し、バレンタインデーには靴箱にチョコが入っていたそうですが、この凛々しいヴィジュアルを見れば納得ですね」(前出・女性誌ライター)
なんでも、かたせの祖母は宝塚音楽学校に入れたがっていたそうだが、本人は雙葉高校から獨協大学に進学。在学中にCMモデルとして芸能デビューし、21歳にて「大江戸捜査網」(テレビ東京系)で女優デビューを果たしていた。
「若いころにはボリュームのある水着姿も披露していましたが、そのころから髪は肩につくくらいの長さがあったため、小学生当時のショートカットはインパクトがありました。64歳の今でも美貌は相変わらずですが、そういう人は子供のころからズバ抜けていたのだと、あらためて実感しましたね」(前出・女性誌ライター)
かたせが小六だったのは昭和44~45年のこと。ほとんどの視聴者がまだ生まれていなかった当時、雙葉学園には今でも芸能界でそのまま通用するレベルの美少女がいたという事実に、視聴者も驚きを隠せなかったことだろう。