あの番組を観ていた人たちは、予言が当たってしまったと驚いているのかもしれない。
日向坂46の渡邉美穂が4月3日、自身の公式ブログにてグループからの卒業を発表。5月11日に発売される7thシングル「僕なんか」の活動をもって卒業することを明かした。
日向坂46としては3人目で、2期生からは初の卒業者となる渡邉。同グループでは3月30日・31日に悲願の東京ドーム公演を成功させたほか、新たに4期生も募集中とあって、いずれは誰かが卒業するものと目されていたが、それが渡邉になるとはほとんどのファンも意表をつかれたようだ。
その一方で渡邉の卒業を巡っては、2カ月前の時点ですでに予言されていたとの指摘もあるという。しかもその指摘は日向坂のメンバーや関係者、ファンからではなく、何の関係もなさそうなお笑いコンビ「千鳥」から発せられていたというのだ。それは一体どういうことなのか?
「渡邉は2月1日に放送された街ブラロケ番組の『相席食堂』(朝日放送、テレビ朝日系)に出演し、新潟・村上を訪問。現地で鮭漁を体験し、鮭料理も堪能しました。さらに村上ではお酒も美味しいと聞き、現地で紹介された酒屋を訪問したのです」(アイドル誌ライター)
酒屋の店主から勧められるがままに、次々と日本酒を口にする渡邉。杯が進むにつれどんどん陽気になり、「アッハッハ!」と笑いだすなど笑い上戸の様子だ。すると今度は46度というとんでもなく度数の高い日本酒を勧められ、これにはノドがヒリついたのか目を丸くしていた。
ここで店主はやおらギターを取り出し、いきなりの弾き語り。高三の時に自作したという「愛しの君へ」という曲を熱唱し、意外な完成度の高さにVTRを観ていた千鳥・ノブも「めちゃくちゃいい歌や!」と絶叫だ。するとなにかを感じたのか、渡邉はボロボロと涙をこぼしはじめたのである。
「お酒入ってるからと言い訳する渡邉に、ロケスタッフがどういう感情なのかと訊くも『分かんないです』と号泣。しばらくして彼女は『なんか東京でこの社会の波に揉まれて生きてて、でもなんか新潟来たら人が優しくて…』と、アイドル生活の辛さや苦しさを口にしたのです。その様子を見守っていたノブは『辞めちゃう辞めちゃう! べみほが辞めちゃうって!』と大慌て。相方の大悟も『日向坂がすっげえ怖いとこみたいになるやん』と心配していました」(前出・アイドル誌ライター)
放送後に渡邉は、ブログにて「東京も日向坂46もとっても素敵なところですよ」とフォロー。ロケ中に流した涙についても「本当にお恥ずかしい限りです(笑)」と言い訳していた。
だが結果的にノブが発した「辞めちゃう!」という心配の声は現実化することに。果たして新潟で渡邉が流した涙の陰にはどんな理由があったのか。彼女の口から説明されることを待ち望んでいるおひさま(日向坂ファン)も少なくないことだろう。