岡田結実、女優としての評価が急上昇しているワケとは

 初夏公開予定の映画「ショコラの魔法」にて、女優の岡田結実が“ゲスト主演”を務める追加キャストとして発表された。その岡田の評価が最近、急上昇しているという。

「3月11日に最終回を迎えたドラマ『江戸モアゼル〜令和で恋、いたしんす。〜』(日本テレビ系)では主演を務め、女優としての評価を堅実にあげています。話題作とは言い難いもののこれが3回目の連ドラ主演となり、業界内では彼女の今後に期待する声が大きいのです」(業界関係者)

 バラエティ番組ではいまやおなじみの顔となった岡田だが、彼女が持つ女優としての強みとは何なのだろうか。

「岡田が実に勤勉であるのは衆目の一致するところ。一緒に仕事をしたことのあるスタッフは、岡田が真剣に仕事に向き合い、常に多くの物を吸収していることを実感するようです。お笑い芸人・岡田圭右の娘として注目を集めるも、現場では父の七光りとは一切関係なしにバラエティで重宝されるようになりました。彼女自身は父親ではなく出川哲朗を師と仰いでいると冗談交じりに語っていますが、これも出川が見せるプロフェッショナルな姿勢に感銘を受ける感性を持っていることの表れでしょう。仕事をすればしただけ成長していくのが岡田の強みなのです」(前出・業界関係者)

 その岡田は2021年度後期に放送されるNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」にて、朝ドラ初出演も果たす。演じるのは良家育ちで上品な女性の雪衣。ふとしたことがきっかけでヒロインの安子(上白石萌音)に冷たい態度をとってしまうという役柄だ。

「出演決定に際して岡田は『雪衣が雪衣として、そこに生まれた意味を感じながら必死に食らいついていきたいと思っています』とコメント。まだ二十歳で女優歴が浅いことを自覚しての発言には浮ついたところがなく、この朝ドラで“バラエティ上がり”の評価を覆してくれることに期待が高まるというものです」(前出・業界関係者)

 年齢よりも大人びた雰囲気は、芸能一家の中で1歳から芸能活動を続けてきた経歴ゆえか。そんな岡田のさらなる飛躍に期待が高まる。

(浦山信一)