藤田ニコルがプリキュアの世界に本人役で登場だ。「プリキュア」劇場版シリーズの29作目となる「映画ヒーリングっど♥プリキュア 夢のまちでキュン!っとGoGo!大変身!!」(3月20日公開)の完成披露舞台挨拶が3月14日に開催され、出演声優らと共にニコルが登壇した。
映画の主題歌が流れるなか、主人公のプリキュアたちと一緒に登場したニコル。ピンク色の衣装は「Yes!プリキュア5」の象徴であるバラの柄をモチーフにしており、リボンの靴を合わせて「プリキュアをイメージしてきた」という姿には、共演の声優陣も嬉しそうな様子だった。
今回の出演に関しては「自分が本人役で映画に出ることが今までなかったので、すごくびっくりしました」とコメント。劇中では昨年の東京ガールズコレクション(TGC)の進行役を務めており、衣装も実際にTGCのランウェイで身に着けていたものを着用。そんな自分の姿について「しっかりにこるんがいた」と驚きつつ、「TGCが今回のプリキュアの舞台に登場しているので、プリキュアちゃんたちがTGCを見ているのかというのがすごく不思議な感覚で、すごく嬉しくもなりました」と笑みをこぼしていた。
本作品では思い描いた夢を映しだす力を持つ“ゆめペンダント”が重要なアイテム。そのゆめペンダントが本当にあったらという質問では「お仕事面で夢を全部叶えてきてしまった」「全クリしてきた」とコメントし、共演者からは「素敵!」「おー!」といった歓声だ。一方でプライベートの夢としては「東京をハワイにしたい」とニコルらしいコメント。新型コロナウイルスで外出しづらいこのご時世ならではの夢だった。
イベント終了後にはツイッターで舞台あいさつに参加したと報告し、「私は本人役でちょろっとでてますので是非見つけて 3月20日ロードショーです」としっかりとアピール。プリキュアの3人と一緒に写った写真を投稿し、ファンからは〈映画観に行くね〜〉〈ニコちゃん可愛い〉の声が次々とあがっていた。
新型コロナウイルスの影響により、以前は当たり前のようにファンと盛り上がることができた舞台挨拶も、開催すら難しくなっている現状。ニコルの語った夢はファンの率直な気持ちを代弁するものだったのではないだろうか。映画内でのニコルの活躍に注目だ。
(そがべまい)