1期生の卒業が止まらない!櫻坂46・尾関梨香の卒業発表にファンの心配が加速

 もはや止まらない流れに、ファンはいてもたってもいられない状態となっているようだ。

 櫻坂46の尾関梨香が6月14日、公式ブログを更新。8月3日発売のファーストアルバム「As you know?」の活動をもってグループから卒業することを発表した。

 尾関は「どんな私でも応援して下さったファンの皆様、サポートし続けて下さったスタッフさん、素敵な心を持っていて大好きなメンバーの皆、身近で支えてくれた家族、友達 関わってくださる全ての方がいて下さったおかげで7年間活動することができました!」と綴り、関係してくれた人たちすべてのおかげで7年間のアイドル生活を送れたことへの感謝の気持ちを綴っていた。

 卒業後については「自分らしく生きていくために、私はこの世界から離れ、自分自身の気持ちに逆らわずにゆっくりと過ごしていきたいなと思い決断しました」と説明。芸能界引退もありえることを示唆している。

「尾関は櫻坂46の前身である欅坂46のオープニングメンバーとして2015年に加入。加入当初は他の1期生メンバーたちが控えめななか、冠番組『欅って、書けない?』(テレビ東京)では、どうにかカメラに映ろうと積極的にアピールしたり、番組MCのハライチ・澤部佑や土田晃之に絡みにいったりと、番組に大きく貢献したメンバーでした。ただ、2020年に櫻坂46に改名されてからは言動も少々控えめになり、2021年5月には体調不良で2カ月半ほど活動を休止。それもあってファンからは卒業を心配する声があがっていたのです」(アイドル誌ライター)

 今回の卒業発表では昨年の休養について「あの時すぐに卒業ではなく休養の選択ができたこと、本当によかったなと、、心から思います!」と回顧していた尾関。どうやらその辺りから卒業を意識していたようだ。

櫻坂46の4thシングル「五月雨よ」で尾関はTYPE-Cのジャケットに登場している。

 ファンからはこれまでの頑張りを称えるコメントや、前向きに送り出そうというねぎらいのコメントが多数寄せられている。その一方で<欅坂古参ファンの俺からしたらすごく寂しいわ><1期生の卒業が続き過ぎてしんどい>といった感想も続出。さらには<他の1期生メンバーも卒業の順番待ちなんてことはないよね…>と警戒する声も見受けられている。

 実際、櫻坂46に改名した2020年10月14日以降に限っても、昨年3月には松平璃子、同12月には守屋茜と渡辺梨加が卒業。渡邉理佐はこの5月に卒業コンサートを開催したばかりで、原田葵は7月での卒業を発表済みだ。このように加速する1期生メンバーの卒業ラッシュにより、ダメージを負っているファンも多いのである。

「”大人への反抗”を訴える歌詞が話題となった『サイレントマジョリティー』で鮮烈なデビューを飾った欅坂46。クールな楽曲が多いこともあり、アイドルでありながらも笑顔を見せずにパフォーマンスする姿で他グループとの差別化に成功し、アイドルに興味がない層まで虜にするほどの人気ぶりは社会現象にすらなりました。結成からまもなく7年となった現在、その『サイレントマジョリティー』を歌っていた20人中、現在もグループに残っているのはわずか8人に過ぎないのです」(前出・アイドル誌ライター)

 さらに原田や尾関も抜けることで1期生メンバーは6人となり、3分の2以下にまで減ってしまう計算となる。ちなみに乃木坂46は2011年に34人で活動をスタートし、7年が経過した時点では半分以上となる18人の1期生がグループに在籍していた。それに比べるといかに櫻坂(欅坂)1期生メンバーの卒業が続いているかが分かるというものだ。

「その櫻坂46では6月6日から『3期生募集オーディション』の応募がスタート。合格者は11月に新メンバーとして合流予定となっています。それゆえ残っている1期生にも、3期生がグループに定着し始めるタイミングでの卒業を考えているメンバーがいることでしょう。そうなると今年の年末から来年初頭にかけて、卒業を発表するメンバーが続出することも予想できます」(前出・アイドル誌ライター)

 いつかは次のステップに進む時が来るのは仕方がないこと。だが結成10周年を迎えた時に、果たして何人の1期生が残っているのか。ファンとしては大いに気になるところだろう。

(石田安竹)