ヒコロヒー、人気俳優から「それは違う」と真顔で否定されたワケ!

 人気芸人のヒコロヒーが、せっかくの好意を真顔で否定されてしまったという。

 6月29日放送の「キョコロヒー 超豪華1時間SP!」(テレビ朝日系)では、番組レギュラーのヒコロヒーと日向坂46齊藤京子の二人が、ふだんお世話になっている人たちに、勝手に贈り物を爆買いする様子が描かれた。

 今回はスタジオに、俳優の上川隆也が登場。ヒコロヒーと齊藤が東京スカイツリータウン内の商業施設「東京ソラマチ」にて“10人の恩人”へのプレゼントを買う様子のロケVTRを見ながら、上川は「大人の“はじめてのおつかい”みたいですね」と、知ってか知らずか他局の番組名を例にあげながら、二人の奮闘を見守っていた。

 ヒコロヒーと齊藤は、それぞれ恩人5人へのお土産をゲット。さらに齊藤が7月7日スタートのドラマ「六本木クラス」(同)への差し入れを購入したほか、ヒコロヒーも今回のスペシャルに出演してくれた上川へのプレゼントを物色していた。

「柿が大好物だという上川のためにヒコロヒーは、スーパーの店員に『果物の柿ってあったりしますか?』と尋ねるも、秋が旬のため今の時期はないと教えられることに。そこで彼女は『柿みたいなモノってありますか?』と代わりの物を探していました。その場面にVTRを見ていた上川は思わず『うーーーーん』とうなっていましたね」(芸能ライター)

 結局、ヒコロヒーが用意した贈り物は“びわ”、そしてドラゴンフルーツだ。上川が「柿みたいなモノですか?」と訊ねると、ヒコロヒーは目いっぱいに目を大きくしながら笑顔でうなずいていた。

 ここでヒコロヒーが「びわは柿みたいなものだと思うんですが」と語ると、上川は食い気味に「それは違うと思います!」と真顔で反応。この日一番の勢いで、ヒコロヒーの思惑を全否定していたのである。

上川は、7月14日スタートの主演ドラマ「遺留捜査」の番宣も兼ねて出演していたようだ。©テレビ朝日

 ただオレンジ色のびわは、剥いた状態だと若干の柿感をまとっており、上川も「ビジュアル的には」と納得。さらにヒコロヒーは、固い柿が好みだという上川のテイストを考慮し、固めの食感を補うためのドラゴンフルーツも用意したという。

「柿を期待していた上川は明らかに落胆している様子でしたが、ヒコロヒーに対しては『そんなことにまで腐心していただいてありがとうございます』と、丁寧にお礼の言葉を口に。売れている芸能人というのは腰が低いものだと、あらためて実感させられました」(前出・芸能ライター)

 ヒコロヒーは収録後、上川について「紳士的で素晴らしい方」と感激した様子を口にしていたという。「あんな大人になりたい!」とも語っていたが、果たしてヒコロヒーは上川隆也のように振る舞えるようになるのか、今後もぜひ注目していきたいところだ。