留年報告の「豆柴の大群」カエデフェニックス、土屋太鳳との違いはどこに?

 バラエティ番組「水曜日のダウンタウン」(TBS系)から生まれたアイドルグループ「豆柴の大群」で活動するカエデフェニックスが、留年により大学を卒業できなかったことを報告した。

 カエデは3月24日、「大学留年しました!!!!!!!申し訳ありません!!関係者各位には多大なるご迷惑をおかけします!!!!申し訳ありません!!」と、自身の留年を報告。さらに「4月からもアイドル兼女子大生です、、できるだけ早く専業アイドルになれるように頑張ります、、」との決意を表していた。

「ファンからは《アイドルと大学生の両立頑張ってね!》《大学の勉強頑張ってください!》といったエールが続出。一方でクロちゃんからは《あーん、留年アイドル!》と、応援なのかどうか分からないリプが送られていました」(芸能ライター)

 そんなカエデとは対照的に、3月15日には女優の土屋太鳳が8年間在籍した日本女子体育大学をついに卒業したことを報告。今年はコロナ禍によりほとんどの大学で対面授業が中止され、オンライン授業に切り替わっていることから、芸能生活が忙しくても単位を取得しやすい環境になっていた。それで土屋も卒業に漕ぎつけたと目されているが、なぜカエデはそうできなかったのだろうか?

「土屋はこれまで7年間の学生生活を送っていたため、残す単位が多くなかったのでは。舞踊学専攻コースの卒業に必須の条件である卒業公演も同級生たちと一緒に済ませており、卒業制作や卒論に追われることもなかったのです。それに対して22歳のカエデは正規の大学4年生であり、取得すべき単位数は少なくなかったはず。それに加えて『豆柴の大群』の活躍が、勉学に勤しむ余裕を与えなかったのかもしれません」(前出・芸能ライター)

 2020年度はコロナ禍のため、多くのアイドルグループが活動を縮小。ライブイベントが激減したばかりか、特典会が催せないことから新曲のリリースも難しくなり、そのぶん勉学に励む余裕ができたというアイドルも多かった。そんな状況でカエデは、満足にオンライン授業を受けることもできなかったようなのだ。

「2019年11月に始動した豆柴の大群は、12月19日発売の1stシングル『りスタート』から本格的に活動を開始。2020年になってコロナ禍による緊急事態宣言が発令されても、3月にはYouTubeチャンネルを開設、6月10日には1stアルバムの『スタート』を発売、10月7日にはエイベックスからメジャーデビューシングルの『AAA』をリリースするなど、精力的な活動を続けてきました。11月からは全国6都市を回るツアーも開催し、年末の『第62回 日本レコード大賞』では新人賞を受賞するなど、コロナ禍の中でもエンジン全開で突っ走ってきたのです」(前出・芸能ライター)

 年が明けてからはメジャー1stアルバムの「まめジャー!」をリリースし、毎月のように所属事務所によるライブイベント「WACK TOUR2021」に参加するなど、アイドルとしては充実した日々を過ごしてきたカエデ。しかしこれでは大学生としての勉強もままならないのは無理もないところだろう。

1月20日にはメジャー1stアルバムの「まめジャー!」をリリースした。

「WACKを率いる渡辺淳之介代表は高校を中退するも、大検を経て早稲田大学に進学。学業の大切さと困難さの両方を体感しており、カエデをこのまま留年させ続けるようなことはないはずです。来年度は対面授業も復活するでしょうし、少しでも大学に通える時間を作ってあげてほしいと、ファンも願っていることでしょう」(前出・芸能ライター)

 カエデにとっても「留年アイドル」の肩書きは、1年限りで済ませたいところだろう。