藤田ニコルが笑顔で口にしたまさかの放送禁止用語!

 藤田ニコルも、その言葉をどうしても口にしたい欲望に抗えなかったようだ。

 11月12日深夜放送の「有吉ジャポンII ジロジロ有吉」(TBS系)では、キングコブコント2021王者の空気階段が<自信あるのにネタ番組では通らないコント>をテレビ初披露。その理由はなんでも<SEがうるさすぎる>ことにあるという。

 ボケの鈴木もぐらによると、舞台でやるには問題ないものの、テレビで披露するとなるとピー音などを被せなければならない箇所が多く、耳障りになってしまうとか。それは果たしてどんなネタだったのだろうか。

「二人が披露した『落とし物』というネタは、サラリーマン役のもぐらが、警察官役の水川かたまりがいる交番で落とし物が届いていないかを尋ねるというもの。もぐらが落としたのはひとつは財布、そしてもう一つはいわゆる“ゴールデンボール”だというのです。コントではもぐらが〇玉というたびにチーンというSEが入り、それが数秒おきに鳴るという代物。ちなみに金〇はグッチで四つ折りの長いタイプ、中には1ユーロ札を入れているそうです。最後のオチでは有吉弘行が『どういうネタなんだよ』、ニコルは『怖っ!』と反応していました」(芸能ライター)

コントネタ「落とし物」を披露した空気階段。「ジロジロ有吉」公式ツイッター(@AriyoshiJapon)より。

 いかにも空気階段らしいシュールさと、おかしみにあふれた同ネタ。ニコルは「私はこういうの大好きです♡」と気に入った様子だ。さらにはSEを付けないとならないのかと疑問を呈し、「付いちゃうんだあ」と残念がる表情を見せていた。

「するとカズレーザーが、テレビではSEが入っているから流れていないものの、実際にはあからさまな放送禁止用語が入っていたとウソの指摘。これにはもぐらも『そんなこと言ってない!』と苦笑するばかりです。次いで有吉も放送禁止を交じえながら空気階段にツッコミを入れ、そんな二人に触発されたニコルも『ウチもなんか言いたい!』とワクワク顔。カメラをしっかり見据えて、放送禁止用語を口にしていました。放送ではゴング音で消されていたものの、口の動きからは明らかに《キ・ン・タ・マ》と読み取れましたね」(前出・芸能ライター)

 NGワードとしてはわりと初歩的ながら、それを笑顔で発するのがいかにもニコル流か。こういった飾らない姿もまた、視聴者から支持される理由の一つだろう。