【ちむどんどん】暢子を「二人だけの海」に誘った和彦、果たして二人はキスするのか!?

 その言葉を暢子は待ち受けていたのだろうか。

 7月6日放送のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」第63回では、ヒロインの比嘉暢子(黒島結菜)が、みんなで海に遊びに行こうと提案する姿が描かれた。

 暢子は東洋新聞記者の青柳和彦(宮沢氷魚)に対して抱いていた恋心に気づいたものの、和彦の恋人で同僚でもある大野愛(飯豊まりえ)には前回、「でもさ、諦める」と自ら撤退宣言を伝えていた。

 だが当の和彦はどうやら、暢子のことが諦めきれていない様子。二人が下宿する沖縄料理店「あまゆ」の店内で話し込みながら暢子は、11月にも結婚する予定の和彦に対して、いつ愛と一緒のマンションに引っ越すかを訪ね、和彦も「夏が終わるまでには」と答えていた。

「ここで暢子は『引っ越す前に、海行こう!』と提案。地元の沖縄では毎日のように海を見ていたのに、上京してからは一度も海に行ってないことを明かしました。『最後にパ~ッと騒ごう、みんなで』と笑顔を見せる暢子に対し、和彦は『二人でもいいけど』と踏み込んだ発言を口にしたのです」(テレビ誌ライター)

 これまでは愛に対しても暢子に対しても恋愛を巡ってあいまいな態度を取り続けてきた和彦。それが今回、初めて自分の意思を示した場面となっていた。しかも愛と同じマンションに引っ越すことを語ったばかりの、その口からである。

 意外な言葉に驚いたのか、暢子は包丁で指を切ることに。すると和彦はすかさず暢子に駆け寄り、怪我の心配をしていた。二人の顔は最短で10センチほどに接近。どちらかがその気になれば、すぐキスもできる至近距離だったのである。

今までにないほど接近した和彦と暢子。果たしてキスはあるのか!? ©NHK

「果たして和彦は暢子にキスするのか? 第59回の終盤では愛からキスをせがまれるも、暢子が見ていることに気づき、その場で固まっていた和彦。この調子だと今回も、キス寸前の二人の前に愛が現れるという展開になりそうです。果たして和彦はどちらを選ぶのか。女性の目線から見れば、この期に及んでも優柔不断な和彦は、愛にも暢子にとっても避けるべき相手に思えてなりません」(女性誌ライター)

 そもそも愛と何年も恋人関係を続けてきた和彦なら、いまさらキスひとつでおたおたすることもないはず。果たして暢子や和彦のキスが描かれる日は来るのか。やっと進みだしそうな恋愛模様に、視聴者も焦れていることだろう。