沖縄出身の池間夏海、友達を「インチキ」呼ばわりしかけた理由を激白!

 こんな美少女に言われたら、なんだか許してしまいそうだ。

 NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」にも出演していた女優の池間夏海が、7月7日放送の「秘密のケンミンSHOW極」(日本テレビ系)に出演。沖縄出身者ならではのエピソードを明かし、視聴者を驚かせたようだ。

 地元では「シーサーが振り向く美少女」と呼ばれていたという池間。「ちむどんどん」には5月4日放送の第18回にて南山原高校の料理部で部長を務める屋良ひとみとして初登場し、いかにもお嬢様らしい凛とした佇まいと輝くばかりの美しさで視聴者を魅了していたものだ。

「ちむどんどん」の出演はわずか3回のみに留まっていたが、朝ドラ効果もあって知名度は一気に上昇。その美貌が全国に知れ渡ったこともあり、今回のケンミンSHOWでは沖縄特集の回にゲストとして初出演を果たしていた。

「ちむどんどん」ではエプロン姿が神々しさを感じさせていた池間夏海。©NHK

「自己紹介では好きな食べ物として『ヒージャー汁』と、おばあちゃんが作った『イナムドゥチ』を紹介。そのイナムドゥチは白みそ仕立てのちょっと甘いお味噌汁で、『こんにゃくとかシイタケとかかまぼこが入っててすごく美味しいです』と説明していました。ただ視聴者が驚いたのはむしろ『ヒージャー汁』のほうでしょう。これはヤギの内臓がたっぷり入ったスープのこと。ホルモン好きには大人気な沖縄料理ですが、沖縄県外だと池間世代の若い女性はむしろ敬遠しがちかもしれません」(芸能ライター)

 そんな池間は2018年の高校進学を機に上京。沖縄を離れてもう4年以上が経っており、今回のケンミンSHOWでも普段の話し言葉で沖縄らしさを感じさせる場面はなかった。

 だが上京した当時は、その沖縄弁で友達に誤解を招きかねない場面があったという。それはいったどんなシチュエーションだったのだろうか。

「上京後、友達から『遊園地に行ってくる』と言われた池間は、『あ、インチキー!』と言いそうになったのだとか。これは決して《自分だけズルい!》という意味ではなく、羨ましいという意味なんだそうです。ただ池間はその言葉が口を出そうになった瞬間に『これはちょっと誤解を招く』と気づき、とっさに『いいな~』と共通語で応えていたと明かしていました」(前出・芸能ライター)

 沖縄では「インチキ」に二つの意味があるそうで、共通語と同様にズルさを意味する時は平板に発音するという。それに対して沖縄弁として「うらやましい」という意味で使う時は、語尾を上げることで区別しているそうだ。

ケンミンSHOWに沖縄出身者が大集合。右下の青いドレスが池間夏海だ。トップ画像ともに池間夏海公式インスタグラム(@ikemanatsumi_official)より。

 それこそ「ちむどんどん」でもヒロインの比嘉暢子(黒島結菜)がしょっちゅう口にしている「インチキ」。次にこの言葉を聞く時は、語尾のアクセントをしっかり聞き取るのが吉のようだ。