乃木坂46の30thシングルで「Wキャプテンが裏センター」に隠された“今後の展開”とは!

 そのフォーメーションに裏の意味はあるのか。ファンとしてもなんとも気になるところかもしれない。

7月17日深夜放送の「乃木坂工事中」(テレビ東京系)にて公開された、乃木坂46「30thシングル」の選抜メンバー。今回のフォーメーションは3列目に8人、2列目に6人、そして1列目に5人という形となった。

 乃木坂46のシングルが発表されるたびに話題となるのが、選抜メンバーの中から卒業メンバーが出るのかということだ。最近では堀未央奈や松村沙友理、高山一実など2列目センター(通称:裏センター)の卒業が定番化しているという事情もある。

 そして今回の30thシングル「好きというのはロックだぜ!」では、キャプテンの秋元真夏と副キャプテンの梅澤美波がダブルで裏センターを務めることに。この組み合わせにファンがザワついているというのだ。

「グループ最年長の秋元は以前から卒業がささやかれており、7月19日にスタートした『真夏の全国ツアー2022』にて発表されるのではとの予測もあります。ただ全国ツアーの最終日が30枚目シングルの発売日にあたることから、同曲のプロモーション期間が終了するより早く卒業してしまうスケジュールにはやや無理があるというもの。秋元が全国ツアーをもって卒業する可能性はかなり低いのではないでしょうか」(芸能ライター)

 このタイミングで卒業しないとすると、今回の30thシングルでなぜ、キャプテンコンビがW裏センターに起用されたのだろうか。

「乃木坂46の楽曲では、先輩が後輩に何かを託すような振り付けがたびたび見られるもの。『しあわせの保護色』のサビ前では白石麻衣と大園桃子が、『君に叱られた』の間奏では高山一実と賀喜遥香といった具合です。とくに裏センターは歌番組などにおいてカメラでよく抜かれるポジションであることから、ここにキャプテンと次期キャプテンを置くことにより、乃木坂46の歴史と未来を感じさせたり、キャプテンの引継ぎを連想させる演出も可能になるとの見方も浮上しています」(アイドル誌ライター)

副キャプテン就任以降、外部のテレビ番組に出演する機会も増えている梅澤。いずれは次期キャプテンを襲名するか。乃木坂46公式ツイッター(@nogizaka46)より。

 昨年11月に梅澤がグループ史上初の副キャプテンに就任したことにより、今回の「Wキャプテンによる裏センター」が可能になった。当時は梅澤の副キャプテン就任により世代交代が加速するとの声もあったが、今回の30thシングルでその形が示されるのか。ファンとしても大いに気になるところだろう。