宮沢りえに期待される、夫の森田剛を大成させるプロデュース術

 今年11月1日に森田剛がジャニーズ事務所を退所し、それに伴ってデビュー25周年の「V6」も解散することになった。この衝撃発表で注目されているのが、2018年に森田と結婚した女優の宮沢りえだ。

「森田はV6の活動と並行して演技にも力を入れており、2005年には劇団☆新感線の舞台『荒神〜AraJinn〜』で初主演を務めたほか、2011年には米ニューヨークで主演舞台が上演されています。宮沢と知り合ったのも2016年の主演舞台『ビニールの城』での共演がキッカケ。今後は役者として精力的に活動することを明かしていますが、ジャニーズ事務所を離れることで、役者としての真の価値を試されることになります」(業界関係者)

 そんな森田の役者人生を左右するのが、宮沢のプロデュース力にあるというのだ。

「演技に懸ける思いは誰よりも強いのに、メンバー仲間の岡田准一が次々と映画で主演するのに対し、森田の仕事は舞台がメイン。もちろん映画と舞台では演技の質が異なるとはいえ、やはり映画で実力を示していきたいところでしょう。そこで注目されるのが業界で大きな存在感を持つ宮沢の存在。彼女自身が“りえママ”の名プロデュースで大女優への階段を上っていったのは広く知られる話であり、そのDNAを引き継ぐ彼女にも高いプロデュース力があるのではと期待されているのです。母親のノウハウを間近で見てきた彼女なら、森田をどうサポートしていくべきか、すでに壮大なプランが描かれているのではないでしょうか」(前出・業界関係者)

 森田・宮沢夫婦の新たな躍進に期待も高まるところだろう。

(浦山信一)