旅先では「お元気ですか?」と声掛けしていたのかもしれない。
YouTuberでタレントのフワちゃんが9月5日、思い付きで愛媛・松山行きのフライトに乗ったことをツイッターで報告した。
フワちゃんは「昨日何も考えずに羽田空港まで行って」と前置きしつつ、「その場で時刻表見て1番上にあった松山行きに飛び乗ってみたら、超楽しかった!」と報告。出発便案内の画像には12時10分発の松山行きが一番上に表示されており、11時41分の段階ではまだ保安検査を受けていなかったようだ。
松山では伊予鉄の3000系車両を背景に記念写真を撮影。自撮りではなく第三者に撮ってもらったようだが、同行者の有無は不明だ。現地では松山揚げを添えたぶっかけうどんを堪能した様子。本人は「ぶらり途中下車の規模デカバージョン」と称しており、食事も途中で見かけた店に入っていたのかもしれない。
「ちょっと時間が空いたから旅行、というのはなんとも羨ましいところ。なにしろ搭乗の当日だと普通運賃でしか航空券を買えず、羽田・松山は片道で普通席が3万7370円、プレミアムクラスなら4万9270円もしますからね。フワちゃんなら一般客に交じって普通席に乗っていそうですが、それでも日帰り往復なら航空券代だけで8万円近くになる計算。庶民にはマネのできない大名旅行だったといえそうです」(トラベルライター)
もっとも、テレビで見ない日はないほどに活躍しているフワちゃんなら、お金はあっても時間がないという生活を送っているはず。それなら「時間をお金で買う」という旅行もアリだろう。
そして行き先を「時刻表の一番上」という理由で決めるのもいかにもフワちゃんらしいところ。そんな旅のスタイルに、旅行好きのあいだではとある大物歌手を思い出したとの声もあるようだ。
「ベテラン歌手の井上陽水は『成田空港に着いてから、さあどこに行こうかと考えることがある』と語っていたことがあります。これは『深夜特急』などの著書で知られる作家の沢木耕太郎氏が『夢の旅』というエッセイで紹介していた逸話。さすがに国際線となるとパスポートの不要な国内線とは話が変わってくるものの、この調子ならフワちゃんもいずれは、空港で渡航先を決める旅に挑戦するかもしれませんね」(前出・トラベルライター)
フワちゃんのことならそんな旅もYouTubeのネタにしてくれそうだ。