その人脈はビヨンセまで到達!渡辺直美がアメリカで道を切り開いた秘訣とは?

 この4月にも活動の拠点を米ニューヨークに移す渡辺直美が、現地での人脈について明かした。4月6日放送の「バナナサンド 2時間SP」(TBS系)に出演した渡辺は、自分のテンションを上げるものとしてビヨンセの写真を紹介。「事務所の先輩」とジマンしてみせた。

「渡辺はアメリカで5大エージェント会社の一角を占めるICMパートナーズと契約。同社の先輩がビヨンセに当たるというわけです。そことの契約に至った経緯については『全部人脈というかゼロから私が行って、「そういう人っていないかな?」みたいな』と語り、自らの努力で人脈を切り開いていったと明かしていました」(芸能ライター)

 渡辺は2014年にニューヨークへ短期留学したのを皮切りに、日米を往復しながらの芸能活動を継続。2018年末にはアメリカの芸能ビザを取得し、2019年4月にはニューヨークの拠点となるアパートを借りていた。昨年には自宅も購入し、この4月からは完全にアメリカに活動拠点を移すこととなる。

 そんな日米の二重生活で、渡辺はどのように人脈を切り開いていったのか。アメリカ事情に詳しいライターはこう語る。

「アメリカは日本に比べて人間関係がドライだという印象を持つ人も多いかと思いますが、実際は人脈がものすごく物を言う社会なんです。就職や転職に際しては有力者に紹介状を書いてもらうことも多く、どんな人物に繋がっているのかが重視されています。渡辺は現地にツテのない一介の留学生からアメリカ生活をスタートしましたが、そこはやはり芸能人ですから、現地のエンタメ業界で顔を広げていったのは間違いないでしょう」

 留学中にはダンススクールに通い、芸能界を志すアメリカ人たちとの交流を深めていったようだ。その陰には彼女ならではの努力があったという。

「アメリカで仕事をするにはまず、英語が当たり前のように話せないとなりません。それは友達作りでも同じこと。彼女は2月4日に『フジテレビュー!!』で公開されたインタビューにて、『完全に英語をしゃべっているアメリカ人と友達になるのはすごく大変なこと』と強調。そのためニューヨーク滞在中は毎日、英語しか話せない環境でニューヨーカーの先生を相手に英語を集中的に勉強していたそうです」(前出・ライター)

 しっかりと努力を重ねていた渡辺。そんな環境に加えて、彼女ならではのポジティブな状況もあったという。

「現地の撮影では一日中、英語が飛びかうなかに置かれ、最初の内は会話の内容があまり分からなかったのだとか。そのなかでもエンタメ関連の業界用語は理解できたようで、『自分のアメリカのエンタメの第一歩』だと思っていたそうです。ケイトスペードでグローバルアンバサダーに選ばれた際の撮影では、通訳抜きで監督と会話。『そこは言葉の壁を感じなくて、エンタメを作る人たちはみんな一緒だと感じました』と語っていたように、芸能界に身を置いていることが現地生活に慣れるうえで大きなプラスになっていたのでしょう」(前出・ライター)

 日本と台湾のハーフとして育ち、芸能界入りした当初はMCのトークが理解できず、フリップを書くふりをしていたこともあるという渡辺。その状況を乗り越えてきた自信も、アメリカ生活に順応していく際のバックボーンになっていることは確実だろう。